ぜぜ日記

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時代錯誤な「けいおん」

日本のコンテンツ産業の時代錯誤

「ファンサブ」って何だ? 米国版「けいおん!」に見る、日本アニメの歪んだ時間軸
内容を一言でまとめると、日本で大人気なアニメ「けいおん」を海外にもっていってイベントしたらまだ放送していないしDVDも発売していないのに、ファンはみんなファンサブという違法アップロードで全話視聴していた。


ファンサブというのは日本で放送された動画をアップして、熱心なファンが字幕をつけるというものだ。
これだけ熱心なファンがいるのに日本のコンテンツが利益を上げられないという状況をすごくもったいなく感じる。

これを解決するためのアイデアを考えてみた。
1.自社で公式サイトを開き、アップロードする。
広告収入で稼いだり、工夫して有料チャンネルに登録したりなどは考えられる。
ここでファンの力を活用してさまざまな言語の翻訳をつけてもらう。
これは一般のファンでプロではないが、ある種の集合知であり、一定の品質を作れるだろう。
権利を処理して海外版もこの翻訳を採用すれば安価に質のよいものがつくれる。
ファンも作品に貢献するというモチベーションがある。
翻訳を採用された人にはプレゼントなどの報酬を用意する。

どうだろうか。

アニメだけでなく毎週アップロードされる週刊ジャンプP2Pで流通してる18禁ゲームなども同じことはできるかもしれない。

この情報化が進んだ時代。コンテンツ配信をいままで通りおこなうことはもう成立しないかもしれない。
体力・余裕のないコンテンツ提供者がどこまでできるかはわからないが考える必要はあるだろう。

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というかそういうプラットフォームを作れないかな。
けっこうチャンスかも。