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うんこめも

自律分散うんこ製造システムについてのメモ

慶応SFCのオープンリサーチフォーラムに行ってきました

11月23日、勤労感謝の日には尊敬する友だちに誘われて慶応義塾大学SFCのORF、Open Research Forumというイベントに参加しました。カタカナだとオープンリーチフォーラムに空目してしまうのでアルファベットで書いてみました。

慶應義塾大学SFC研究所|SFC Open Research Forum 2011 – 学問ノシンカ

知らない方のために書くとSFCとは慶応義塾大学の環境情報学部と総合政策学部からなる都心から離れた湘南藤沢に構えるキャンパスの愛称でスーファミと揶揄されることもあるキャンパスです。

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス - Wikipedia

SFCは多数の極めて優れた変態(我々の業界では第一級の褒め言葉です)とさらに多数のやんちゃな若者を輩出してきた商業的にも人材育成的にも成功したと考えられています。90年代後半のビットバレーが輝いていたころはSFC出身の学生がweb制作会社を多数立ち上げ、1ページ何十万円で荒稼ぎしてほとんどがいつのまにか消えていったことは記憶に新しいでしょう。

Wikipediaでは[慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスに関連する人々]の項に、研究者3人のところアナウンサーは16人もいます。自分もお世話になっている気鋭の研究者や優れた先生も多数在籍して日夜研究に励んでいるはずですがあまり押し出していないのでしょうか。学問的にも業績は多々あるようですが学問で成功することは意図していないようです。


なにやらはじめから皮肉が入ってると憤慨される方もいるかも知れませんがこれは田舎公立大出身者からの嫉妬であり、大学受験時にたまたま運良く合格をいただきながらもきちんと検討しなかったことへのほぞを噛む様な思いによります。環境情報学部という自由と退廃の学園に入学していたらきっと慶應ボーイとしてバラ色の学生生活を送ることができたのではないかという、たらればで青い鳥症候群な自分の感情には赤面し反省するより他ありません。

さて学歴ネタは見苦しい上に荒れやすいのでここまでにしてORFのレポートのようなものを書いてみます。
といってもその豪華なセッションのほんの一部しか体験することはできていませんが・・


まず会場が六本木にそびえる東京ミッドタウンのホールを使うという豪華イベントなうえにセッションの登壇者は超豪華。各研究室のブースも活況でした。なぜか慶応本体の学祭、三田祭とかぶせてくるというSFC生涙目なスケジュールなうえに2日間のイベントの1日目には卒業プロジェクト発表として学生の発表ももりだくさんです。


自分の参加したセッションは「未知の領域へ広がるデザイン」、「Scanning the Earth」の2つ、ほかにも参加したいものが多数あり来年は有給をとって参加してもいいかなというイベントです。

それぞれの内容は非常に興味深く示唆に富んだものでしたが、本文章ではそのイベント全体を記述することを試みます。

まず会場、東京ミッドタウンのホールとカンファレンスルームを多数借りていました。
超一等地の会場を2日間借りるとどうなるか簡単に試算すると1000万円程度となりそうです。
東京ミッドタウンご利用料金表 (PDF注意)
もちろんこれは正規の料金であり各所に人脈が伸びている三田会のことですので値下げがあったと考えられますがとんでもない額に変わりはないでしょう。

そして登壇者は各界の高名な方々ずらり、といったところです。
世間知らずで引きこもりな自分でも知っている方がたくさんです。政治学者の御厨貴、元東大総長で三菱総研理事長の小宮山宏、テニスプレイヤーでアナウンサーの杉山愛、インタフェースデザイナの中村勇吾、作家で「かたちだけの愛」の平野啓一郎、「アーキテクチャの生態系」を書いた濱野智史、MITメディアラボ所長の伊藤穣一、元金融大臣の竹中平蔵、ネットイヤーの石黒不二代、勝間和代ちゃん、「絶望の国の降伏な若者たち」の古市憲寿、パターン・ランゲージの江渡浩一郎などなどです。
ミーハーに肩書きだけ並べても、ニュージーランド大使、九州大学副学長、衆議院議員、参議院議員、市長(4人)、女の欲望ラボ代表、慶應義塾塾長、MITメディアラボ所長、TechCrunch編集長、ほか大学教授多数に役人に大企業のなんたら部長にカタカナな会社のCEO多数・・・。

(みんな気になる女の欲望ラボについてはこの文章を 慶応義塾大学と女の欲望 - だいノート

これだけ集めると御足代もとんでもないことになりそうですしこれだけ客寄せパンダもとい集客力のある方々を集められるというのが慶応の慶応たる由縁でしょう。



これだけの人を集めたら当然ですが参加者は多数、のはずです。1階の展示ホールでは展示している学生や先生方と同じくらいたくさん参加者がいたようです。覗いた2つのセッションではどちらも200人は入っていました。
これだけ参加者がいても参加費は無料です。ソーシャルゲームと違ってほんとうに無料です。寄付の窓口も見当たりませんでした。

もちろんお金は大学、つまり大学生の親御さんが支払っている授業料やお布施からだけでまかなっているわけではありません。これだけの規模ですのでスポンサーもたくさんつきます。プラチナスポンサーのNTTコミュニケーションズを筆頭に、ゴールドスポンサーのNTTドコモシスコシステムズ、ソフトバンク、大日本印刷サムスン、ユニシス、NTT東日本、日立、唯一のシルバースポンサー富士ゼロックスなど錚々たる企業がついています。このスポンサー料がいくらなのかはわかりませんが気鋭のベンチャー創業者を多数輩出しているSFCの一大イベントに広告を出しているのが押しも押されもせぬ大企業揃いというのは因果なものです。



学生のポスターセッションのような発表も、自分の経験してきたものと違い、ほとんどがデモやモックアップを持ち込んでいて触って遊べるとても楽しくおもしろい発表ばかりでした。当然、学生の発表ではあるので他の大学と同じように「それ3日でできるよね」とか「それ新規性あるの?」とか「やったらこうなりました、だけ?」のようなものもありましたが、なかにはこれはすごいと本気で舌を巻くものも多数ありました。
ORF 2010:楽譜をカメラで撮影するだけ♪ 誰でもピアニストに - ITmedia ニュース
このシステムなどは非常に良くできていて感動です。


こんなすばらしいイベントを開催してくれる慶応義塾大学SFCには畏敬の念を抱かずにはいられません。
仕事に飽きたらSFCの修士課程に入院しようかな・・・


※本記事はネタです。慶応は卒業生も優秀な人ばかりだし尊敬する友人や先生も多いです。その大学への嫉妬が多分に含まれていることをご考慮ください。塾生ならびに卒塾生の方で気分を悪くされた方がいらっしゃいましたら謝ります。ごめんなさい・・