ぜぜ日記

ブログです

卒業6ヶ月、東京6ヶ月、会社人6ヶ月

東京に来て社会人になって、半年が経って金木犀の匂いがする頃となった。。


あっという間であるような気もするけれど、ようやくかという気もする。要するに妥当な時間間隔。


半年経ったからどう、ということはないのだけどわかりやすい区切りではあるしすこし感じたことを書いてみたい。


まず、なにも生み出していないし、このままではなにも生み出せない、気がする。
なにもっていうのは言い過ぎかもしれないけれど、このペースだと大学の時に尊敬していた友人や先輩や先生、社内でのできる先輩にずっとかなわないのではないかと思える。


それは会社で与えられるままに仕事をしているからだと考えられる。意識的には行動的になろうとしていろいろと行動しようとしているけど本腰で取り組めていない。形だけ。そして日常に埋没してる。新しいこと、とがったこともなかなかできていない、もしかしたらお給料と福利厚生のぬるま湯に浸かってしまっている?


たまに意識上は危機感を感じるけれど、なにも行動につながっていないところに危機感を感じる。
なんとかしないといけない、その方法はあとで。



ここまで否定的なことをいろいろと書いたけれど、やや肯定的な面も書いてみる。
まず本を読む習慣が続いていること。といっても小説が中心だけど若いうちに読んでおきたかったものの一部を読めている。もちろんまだまだまだまだ世界には名著と呼ばれているものが残っているので読んでいきたいけれど感性はすこし変わったかな。具体的にどの本か挙げるのはやめておくけれど。


それとほぼ毎朝、新聞を読んで140字でまとめてtweetするのも習慣になっている。新聞それ自体にとくに意義があるわけではないけれど習慣を自分で作ることができた、というのは自信としてもいいと思っている。このままより生産的な習慣をつくっていきたい。


読むという入力的行為だけでなく、出力もこのブログや会社での物書きなどある。特に匿名レポは700ブクマを超えるものもあった。


会社では、会社人としての作法しか学べていない、とも言えるが今までと違う人間構成の組織で振舞うことを学んでいる。技術的な面ではほとんど成果はないけれど。



それと、特筆することとして未踏ユースでの活動・発表が挙げられるかな。

本事業は、ソフトウェア関連分野においてイノベーションを創出することのできる、独創的なアイディア、技術を有するとともに、これらを活用していく能力を有する優れた個人(クリエータ)を優れた能力と実績を持つプロジェクトマネージャー(以下「PM」という。)のもとに発掘育成し、そのクリエータの中からスーパークリエータを選出いたします。

要するに国のお金ですきな開発していいというやつである。これについては別途記事をまとめないといけないと思いながらも報告書作成やなんやかやでほったらかしにしている。じき書きます・・。


ここでは尊敬する技術者にして研究者、探求者でもある友人といっしょにみょうなものをつくった。しんどかったし、いろいろあって心労もあったけれどとがった仲間を得ることができた。
ただ、ここ経由の人々はとても尊敬できる人が多いのだけれど、自分の技術的未熟さにより申し訳なくて積極的にお付き合いできていない。。引け目に近いかも。なにか自分も誇れる強みを持たないと。と思う。


あと応用情報技術者という試験に受かったのもあるけどこんな日本中にいくらでもいるし実技があるわけでもないし会社からお小遣いを得られる程度か。むしろ試験という小さな成功体験に囚われてしまっている気がする・・。試験、簡単に自己顕示欲を満たせて良いと思うけど苦手です。


いまだに自己顕示欲ゲームから抜け出せていない自分はなんなのだろう・・


自分の性質についても仕事を通して痛感できている。
集中力の欠如・飽きっぽさ・いい加減さ・自己顕示欲の強さ・無気力さ・虚無主義・頭でっかち。システム開発でのドキュメント作成でこれらを如何なく発揮して先輩に呆れられている。そろそろこの裏返しの長所(きっとある)を活かせる場所を探すか克服の道を探らないといけない。


ついでに書くと、社会人になって異性関係がリアルになってきた気がする。
自分みたいな人の相手してくれる女性を大切にしないとな、と思うし、その女性に相応しいくらいに強くならないといけないように思える(多義的だ)。
うーん。



自分についてはこんなところ。
ついでにまわりの半年目の人たちを見て思うことを書いてみる。かなり主観的だけれど。
まず、平凡な人、が増えた気がする。ぼくのまわりだけかもしれないけれど。優秀だけど丸いというかなんというか。旅行や趣味に邁進して人生を謳歌してる、そして野望とかあまりなさそうな・・。会社によっても違うかもしれないけど、だいたいなんだか冷めている印象*1。悪いことではない、とはいえ、ちょっとなと思ったりする。もちろん侮辱してるわけではないしむしろ人生を楽しめる感性を持っていることは尊敬するしちょっと羨ましい。
それと、地方からきた人ともともと東京にいた人とで違う傾向があるきがするけどよくわからない。残課題。通勤とかもあるかもしれない。
それに比べると無職暮らしや研究者として生きている同期はとんがっているしおもしろいことに挑戦している。その裏返しとして子どもっぽいところもあるけれど。




で、これから自分はどうするか、どう目標を設定するか。

考えている方向は3つあるのだけど、1つはまだ言えない*2

  • あとは技術レベルをあげて視野を広くしてチャンスに備える
  • 事業、といってもコンパクトなwebサービスレベル


どちらにせよ技術的な学習と実践を重ねて、読書と文章を磨いていく。


なんだかいつにも増して曖昧で抽象的な結論だけど、こんなところ。
具体的で期限と定量性がない目標に意味はないかも知れないけれど、ここで書くのは勘弁。かっこよく言い訳すると能ある鷹は爪を隠す的な。能無いけれど。


とりあえずあと2週間はネットワークスペシャリスト試験のお勉強します。
もう半年後にはどうなっているかな。

*1:流行り言葉ではソウルジェムが濁る、と表現するらしい

*2:恥ずかしいので+まだ公表できないので