9月中頃、関西万博に執心している妻に、万博の予約をとれなかったから行こう、と誘われて愛知県の愛・地球博記念公園にでかけてきました。 ジブリパークや、ちょうどやっていた鈴木敏夫展はもう予約がいっぱいで入れませんでしたが20周年ということで「愛・地球博記念館特別展示」をやっていてかなり見ごたえがあってたいへんよかった(しかも入場無料!)。
愛・地球博記念公園自体は駐車場も週末は1日1,000円固定と良心的で、森もたくさんあって楽しく、当日の万博の名残を感じることができました。
通常の駐車場が満になっていて一車線の道を誘導されてグラウンドに停めたのだけど、そこはヨーロッパのパビリオンがあったところだったり。
そこから公園の施設があるところとは逆の、山にむかってスロープがあるところに子はいきたいといってついていく。

朽ちつつある橋から20年の重みを感じる。一部を残すことになったという大屋根リングはどうなるだろう。 駐車場には車がたくさんあったけれど人の気はない・・・

公園はかなり広いのでバスがたくさん走っている。モリゾー、誰かに似ているような。バスはタイミングが合わず頑張って歩きました。

なんとなく平成前半感のあるデザイン。 この池近くの休憩所では、いちごおりという、凍らせた愛知県産イチゴをたくさんつかったかき氷が600円でよかった。万博価格に毒されていて一瞬安いと感じてしまった・・・(写真はない)

段ボールでつくったマンモスがどう朽ちてゆくかを展示していてめちゃおもしろい。7/20時点ではこうだった様子。
#サステナブル芸術祭
— 愛・地球博20祭 (@aichiexpo20th) 2025年7月20日
「ナガクテマンモス」展示スタート🦣✨
展示期間:7月13日(土)〜9月25日(木)
展示場所:愛・地球博記念公園 西口広場(西駐車場すぐ)
作品名 :ナガクテマンモス
制作者 :造形作家・玉田多紀(@tamada_taki )
玉田さんからのメッセージ📝💬… pic.twitter.com/4cGhQSqgLV
関西万博でかなり好きだったMikiko Kamadaさんによる「無限メタモルフォーゼ」も連想した。
大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン全部まわってきたので感想を書いた - 大津宿日記
さらにけっこう歩いて遊具ゾーンで足止めされてスガキヤを眺めつつ愛・地球博記念館へ

当時の万博の様子などいろいろある。なかでも最初の20年の変化が面白い。グローバル・ループという全長2.3kmの通路があったのはいまの大屋根リングにも通ずるかも。地形を活かした形になっているのがわかる。


会場そばにひろい森があって、モリゾー感がある。今回の関西万博が海の万博だとしたら山の万博という感じ。


ほか、サツキとメイの家をつくるまでの過程の展示もあったけどこちらは撮影禁止。


という感じで万博後を感じさせる体験でした。 愛・地球博当時は10代でまったく行けるとは思っていなかったけれど、行っていた人がみたらどう感じるんだろう。夢洲はどうなるんだろう。単なるカジノであってほしくはないけれど・・・
その他
愛・地球博記念公園あたりの道路はIKEAやイオンや大型ロードサイド店舗が多そうでけっこう混んでいた。リニモは気になるけれど地下鉄と比べると輸送力は小さそうでどう車と人をさばいていたのかは気になる。
みんな大好き岐阜タンメンも混んでいた(でも各務ヶ原で食べたののほうが美味しかった気がする)。

岐阜タンメンは子どもラーメン100円で嬉しい。
あと、妻の希望で豊田市美術館で「モネ-睡蓮のとき」もいったんだけど、睡蓮の池まわりの絵が多く、なんかあいまいでほの暗い沼地ばかりという印象・・・。ポピー畑や積みわらなどの田園風景を楽しみにしていたのでちょっと残念だった。

修羅に入りつつある関西万博についてはこんな感想を書いています。

