大津宿日記

@daaaaaai の日記です

豪雪鳥取旅行

衆院選のあった週末に鳥取にでかけていました。大雪の予報で、金曜日夕方に日曜日の特急スーパーはくとの運休が決まっていたため、軽率とのそしりは免れませんが、関西からだとスーパーはくとの他、城崎温泉経由の特急もあるし、 妻は月曜日代休で、自分もまあ休める日であるという予備日があることから、リスクとキャンセル料や怖いものみたさを天秤にかけて決行しました。

しかし、雪にまつわるかなりのトラブルに何度も遭遇し、天気予報のありがたさが身に染みたのでした・・・。

鳥取砂丘

朝一のスーパーはくと鳥取に向かい、まず初めての砂丘。見渡す限り、というのを想像していたので少しは肩透かし感もあったのですが、やっぱり広いし起伏もあってよい。湿っていたので風紋はありませんでしたが5歳児もたくさん歩きました。

鳥取砂丘:上の黒いつぶが人です

特にビジターセンターは触ることのできる展示も多くかなり楽しい。各地の砂を顕微鏡で眺めたり、触ったり、謎の砂ししおどしがあったり、巨大アリジゴクをみたり、さらには万博からヨルダンの砂を触ったりもできました。

ビジターセンター、触れる展示が多くて楽しい

そしてこんとあきの舞台でもあってセットが置かれている。こんの健気さに弱い。

ビジターセンターはほかも盛りだくさん

ほかおもしろかったのは、我々同様、場外スタンプを押しにきたお兄さんが、これでおれの万博は終わった、と呟いていたこと。ほかにもミャクミャクをつけた万博の残党たち*1とはそこかしこで遭遇しました。

浜村

そして今回泊まる浜村温泉まででかけます。 たまたま妻がネットでコスパよいところを見つけたのですが、あとで鳥取の中学校に通っていた妻母と話をしていると、妻の母の父の母がなんどか浜村の煙草屋旅館に行っていた、とも聞きました。

温泉街はなんかスナックがちらほらあってふしぎ。

浜村温泉

近所の公園ヤサホーパークもいい感じ。ヤサホーは貝殻音頭の掛け声らしいです。

高台にあるヤサホーパークからの眺め

おいしいご飯をたべて、部屋でゆっくり飲んで夜中の12時ではまだまだ雨しとしと降っているだけで積もることはないんじゃないかとも思っていました。投機的に特急きのさきを予約していましたが、城崎までの普通電車も動かないことが決まり、諦めて鳥取駅でもう一泊の予約をいれます。

そしてその後の様子がおもしろかったのでgifにしてみました

浜村駅2/8豪雪.gif

じつは浜村駅の近くにはホットエアーという中古車屋がやっているようなラーメン屋だけれどミシュランにも載ったという著名店があって、昼に行けるかと朝1人で下見にいったけれど、ちょうどスタッフの方がいて今日は休みにするとのことでした。また来たい。

浜村温泉街とホットエアー

朝一のバスや9時台のバスは5分遅れで動いていたので、乗る予定の10時半のバスもあるかと思いバス停のある駅まで雪をかきわけて進んだのですが、それ以降は運休となり、同じ旅館の人たちと駅の待合室でいっしょになって不安に包まれる。この方たちも関西からきていて、いろいろお話したり、子の相手をしてくれました。感謝(またのちほど鳥取駅でも会いました)。駅にはJRの作業員さんも5人ほど来ていて話してみたけれど予定より遅れていますね、と不穏。

ケータイからはタクシー会社も電話に出ず、Goはエリア外でUberも手配できずだったけれど、宿のハイエースを出してもらえないかと交渉のため先行して宿に戻った妻が、ホテルのひとにタクシー会社に電話してもらうとつながって、いつとはわからないけど手配しますとのこと。 (宿のハイエースコミューターは14人乗りで運転できるひとが今日いなかった) 部屋も清掃がまだだったので戻ってよいとのことでお言葉に甘え、ジャケットと手袋を少しでも乾かす。

窓の外は雪がふり続いており、本当にタクシーが来るのか心配でしたが、意外と早く30分ほどでタクシーがきます。窓からすぐ見える駅に来ていたのですが、ホテルまでの道が怪しく駅で待っているとのことで、そこまでは歩き。同じ宿にきていた岡山から車で来ていたという方々や赤ちゃん連れの方々は大丈夫だっただろうか?

タクシーの運転手さんは今日総選挙の日に投票時間が終わった後、立会人と投票箱を開票所まで運ぶという重要な仕事も受けているそうで、まだまだ忙しそう。Uber での見積りは8,000円程度となっていたので雪道だし1万円超えを覚悟していたけれど鳥取駅まで7,000 円ほど、チェーンをつけて速度を出せない運転の割には安かった気がしました。

こういう時にライドシェアで稼ぎ時に車を出せる人がいると、タクシーの供給量がスケールできていいのかもしれない。

鳥取

鳥取駅では丸由百貨店という、もと大丸だった百貨店をうろつく。昼なのにお惣菜がすでに3割引き・4割引きでスタッフがこれないのか休んでいるテナントもちらほら。 5階にある遊び場プレイルームでおもちゃで遊ばせながら、おいてあった「たくさんのふしぎ」をいくつか読む。「土のうの道」、「広場に集まる」かなり面白い。購読したい。そうしていると館内放送がかかり、急遽14時で閉館するそうだということで追い出される。すべりこみでドーナツを買って閉鎖された観光案内所をステーションバーとして飲む。

鳥取駅の様子

宿のむかえが来て、駅徒歩10分のこぜにやさん。ここはコロナ禍前に妻が母や祖母と以前来てかなり好評だったというところ、ふつうに予約するとかなり高かったのが直前割で安かったのです。

鳥取温泉・観水庭 こぜにや オフィシャルサイト

お姉さんも大変感じがよく、しつらえもすてき。供は浴衣を選ばせてもらったんだけど、嬉しかったようで後日保育園でもしゃべったそうだ。部屋は古いながらも落ち着く。久々に3人で夜ご飯も大変良かった。2月だけれど今年はもう贅沢納め、と言い聞かせます。

翌日、予約していた8:52の特急スーパーはくとに乗るために急いでチェックアウトし、送ってもらう。1号は運休になったということで8:52が最初の電車。予定通りにきたスーパーはくとで席について、車窓から雪の久松山をみてこれでたいへんだった鳥取から帰れる、と感慨にふけっていたけれど、なかなか出ない。上郡で車両故障があって対応中を放送がある。

2/15現在でも調査中とのこと・・・

https://www.chizukyu.co.jp/user/filer_public/58/52/5852e9aa-cea7-4525-8e73-0f8617a6ebdd/zi-liao-ti-gong-20250209che-liang-gu-zhang-4matomeding-zheng.pdf

まわりの外国人旅行者は不安げに翻訳アプリをスピーカーに向けている。2人掛けの席で子と3人でいるので狭い。 2時間遅れて特急券が返金になるかなと思ったけれど、2時間ほど車内で待ったところ改まった放送がかかり、対応のため午前いっぱいの運休が決まる。

すぐに出発しなかった時点で投機的に14:12発の10号を予約していたのは正解だった。それまでさらに時間をつぶす。 e5489、いろいろ不満はあるサービスだけどオンラインで予約できて変更・返金に窓口に並ばなくてよいというのは便利。

3時間ほど時間ができたのでいただきでおいしい味噌ラーメンを食べて、さらに、このできた時間はお墓参りせよとのことだ、と思いついて妻の祖父の眠るお墓にとタクシーに乗る。裏道は途中まで除雪されていたけれど、もうちょっとというところで除雪が途絶え、ここでよいですよ、と言ったものの2mほど強行しスタック・・・。あとで運転手さんに聞くと思ったより車高が低かったとのこと、、

荷物をのせたまま、遥拝できればいいかと境内に入りお参りする。お堂まではきれいに除雪されていたけれど、お墓の方には腰くらいまで雪が積もったままなので予定通りに遥拝。5分ほどで戻ると運転手さんがスコップでがんばっている。なかなか出せず近所の方にも手伝ってもらい、みんなでタイヤ裏の雪をとったり押したり10分ほど格闘してたんとかバックで抜け出しました。焦りました。タクシー代は往復2,000円ほど。妻の母が幼いときこのへんにいたんですよ、というと1952年の鳥取大火の話などをしてくれた。あとで妻の母に話すと、竹藪越しに空が真っ赤になったのを覚えているし、無事だったその住まいとその近所には、焼け出された人たちが間借りにしにきて、ある地域の名士のおめかけさんも来たということを教えてくれたけど、あとで調べるとその名士の娘さんが自分も読んだことのある高名な作家で驚きました。

スタックしたタクシーと寺

そんなこんなでまた鳥取駅に戻って、vie de franceでパンを食べる。ここのコーヒーをかなりおいしく感じてしまった。改めてお土産にとうふちくわも買って定刻通りのスーパーはくとにのる。車両指定の立席特急券も満席とのこと。

途中、田んぼにはまった車や雪原を眺める。岡山も西粟倉はまだ雪が深かったものの上郡までいくと雪はほぼなく雪が幻だったよう。

新快速のたどり着く地、網干の開放的な駅を眺め、明石海峡大橋をみて三ノ宮で新快速に乗り換えて帰ってきました。

なかなかヒリヒリする旅行でした・・・。5歳児は電車のトラブルをわかったのかわからなかったのか、雪で遊んだりしゃべり続けていてまあ楽しそうだったのでよかった。

1月に小豆島・高松・徳島とまわってこんなおもしろい旅行はしばらくできないだろう、と思っていたけれど1か月たたずにおもしろ旅行ができるとは思っていませんでした。次はどうなるでしょう。 dai.hateblo.jp

*1:我々も含まれています