8月12日は深川八幡祭りの御神輿連合渡御を観てきた。
54基の御神輿が7時間かけて深川の街、つまり江東区の大半をぐるっと廻るわりと大規模なお祭り。
深川八幡祭り
住んでいる古マンションの掲示板にも御神輿の練習や半纏の準備の案内がひとつきくらい出ていたし、街の中にも御神輿の番付やチラシみたいなものが出ていてお祭りの雰囲気も出てた。わりと家の近くも御神輿が通りそうで気になってた。
当日は富岡八幡宮に天皇陛下もきていたようで警備もたいへんだったみたい。
この日のために帰ってくる人もいるくらいということでただ御神輿が廻るだけじゃない。どこの家も大きなバケツやビニールプールに水を張って用意していて、通ってくる御神輿にこれでもかと水を浴びせまくっている。ホースから直接浴びせているところもしばしばで、おとなもこどももおねーさんも水を浴びせてる。大通りを回った後は、各地域の御神輿が地元の細い道まで廻って水をかけられていた。それぞれの御神輿で、隊列やお囃子、服装のパターンや儀礼的な仕草も違っていてけっこう見ていて楽しい。
自分の住んでる古マンションの住人もわりと御神輿や水掛に参加していて、マンション前で机と椅子を出して酒盛りしていて混ぜてくれた。話を聞いていると、ほかの住人も生まれはこの地域という人が多くて、愛着持っている人ばかりだった。ほかのとこのお祭り行ってみたけど、派手だけど夜だけだし狭いじゃない?とも。たしかにこの祭りは1日中、夜店が出てるところもあるだろうけどわからなかった。あなたは担がないの?と言われたりもするし次回はでるかも・・。
京都の祇園祭も人出は多いけれど、あれは観光客向けというか見て楽しむな側面も強い気がする。ひとつの山鉾にどれくらい人が関わってるかわからないけれど、外野から見ていた感じでは、深川八幡祭のほうが参加してる人は多い。別に御神輿を担いだり先導したりお囃子したりしていなくても、沿道の多くの人たちがただ見ているだけではなくて、水をかけたりして祭りに参加している。この街全体で祭りやってる感じはいいなあと思う。
それと、御神輿ごとに文化というか振る舞いも違って、どう伝承してるか気になる。けっこう複雑だしひとつの御輿のまわりでも役もたくさん。当日の仕切りも、ポスター出してお金集めて警察と交渉して道路封鎖してと難しそう。コミケの運営と同じくらい不思議。気になる。
けっこう下町、たのしい。3年に1回やっていて本当は去年の予定だったけれど、地震の影響で1年ずらしたので次は2年後。御神輿、がんばってみようかな。
ちょっと素人ながら撮影しようと思ったけれど、なかなか難しい。
いちおう顔にはぼかしをいれいます。
ネット上にもいろいろ写真あがってます。
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