大津宿日記

@daaaaaai の日記です

2025-01-01から1年間の記事一覧

さよならGooブログ。はてなブックマークから振り返ってみる

老舗ブログサービス「Gooブログ」が2025年11月18日に終了する。 goo blogサービス終了のお知らせ はてなブログが移行支援しているのでぜひGooブロガーのみなさまには移行してほしいけれど、長らく更新されていないブログは移行されず、消えていくんだろう。 …

愛・地球博記念公園にでかけてきた

9月中頃、関西万博に執心している妻に、万博の予約をとれなかったから行こう、と誘われて愛知県の愛・地球博記念公園にでかけてきました。 ジブリパークや、ちょうどやっていた鈴木敏夫展はもう予約がいっぱいで入れませんでしたが20周年ということで「愛・…

大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン全部まわってきたので感想を書いた

4月に軽い気持ちで一度は万博にいっておくか、と覗いてみたあと、万博をちゃんと批判/批評するには、万博の8つのテーマを代表するシグネチャーパビリオンをみておかねば、と通い始め6回目の訪問で全館いちどは訪問することができたので感想を書いてみます。…

大阪万博2025の中間振り返り

万博が思っていたよりもずっと楽しかった。 4月平日に開幕券で少し安く入場し、もらった割引クーポンで通期パスを購入。その後、5月と6月の週末に妻と4歳児と、8月平日に一人でと、計4回足を運んだので振り返ってみたい。 正直、期待はしていなかった。IRの…

4歳児を連れてシドニーに出かけてきた

6月の頭、オーストラリアのシドニーに出かけてきた。 2年ちょっと前に妻の友人一家が移住していて、去年、妻が遊びにいったときに、すんなり住むイメージができてとてもよかった街だったと言っていて気になっていたところ、閑散期だからか通常の半分のマイル…

「<賄賂>のある暮らし」(岡奈津子)。日本でも賄賂は一般化するだろうか

〈賄賂〉のある暮らし :市場経済化後のカザフスタン作者:岡奈津子白水社Amazon 市場経済化後のカザフスタンで、いかに賄賂が広まっているかをフィールドワークをもとに紹介するというある種の潜入取材的な本。 カザフスタンでは交通事故の揉み消しから、公共…

「ヒルビリー・エレジー(J・D・ヴァンス)」は日本の未来だろうか?

ヒルビリー・エレジー~アメリカの繁栄から取り残された白人たち~ (光文社未来ライブラリー)作者:J・D・ヴァンス光文社Amazon 2016年に出版されベストセラーになり、著者のJ・D・ヴァンスがトランプ政権の副大統領として存在感を発揮しだしたことからふた…

「カウンターエリート(石田健)」政治の静かで大きな潮流

カウンターエリート (文春新書)作者:石田 健文藝春秋Amazon トランプや欧州各国、そして日本(兵庫県や東京都)で発生している既成エリートへの対抗が大きく票を伸ばしている政治現象の解説でたいへんおもしろかった。かれらが道徳的に誤っていると非難する…

現代社会の必須知識「新版 うつ病をなおす」(野村総一郎)読んだ。

新版 うつ病をなおす (講談社現代新書)作者:野村総一郎講談社Amazon 100万人以上の患者がいるほど現代社会を蝕んでいるものなのに*1、どういうものなのか断片的な情報しかなく、よくわかっていなかったので読んでみた。防衛医科大学校精神科の教授や病院長、…

読書メモ「気流の鳴る音―交響するコミューン」(真木悠介)

気流の鳴る音 ──交響するコミューン (ちくま学芸文庫)作者:真木悠介筑摩書房Amazon ネットのどこかで知って気になっていた本。新宗教的なコミューンを志向する団体での体験や、人類学者のカスタネダが記したナバホ族の呪術師ドンファンとのやりとり、マルク…

なぜ米の価格が高まるのかについて教科書的説明

米が高くて自分も困っているんですが、しょうもない陰謀論を真に受けているひとを見かけたのと、意外と教科書的な説明が見当たらなかったのでいち農業経済学ファンとして書いてみます。農業経済自信ニキ*1がいらっしゃればバシバシご指摘ください! 結論 穀物…

子連れで冬の三宅島に出かけてきた

4歳の子を連れて冬の東京で1日過ごすのに良い場所として、三宅島をおすすめします。 竹芝から22時半のフェリーに乗って、翌日の朝5時に三宅島に到着し半日過ごしてから昼13時半のフェリーで20時に竹芝まで帰ってくるという旅程。せっかく島に行くにはせわし…

難聴の祖母に AirPods Pro 2 のヒアリングチェックと補聴器機能を使ってもらった話

90歳の祖母が数年前から耳を悪くして困っている。放っておくと、人に会うのも億劫になって認知症になりかねず、そうなるとまわりもたいへん。 補聴器外来に行きなよ、とは周囲の親戚も長くすすめていて、2回くらい行ってもらったそうだけれど、うまく合わな…