BIG THINGS どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?作者:ベント・フリウビヤ,ダン・ガードナーサンマーク出版Amazon 高速鉄道や巨大建築物といった大きなプロジェクトのなかでは、成功するものもあれば失敗するものもある。 それはなぜか、という…
イラク水滸伝 (文春e-book)作者:高野 秀行文藝春秋Amazon 冒険野郎の高野秀行さんのイラク水滸伝を読みました。イラク南部の湿地帯を探検して行く話で、これまでの旅行記に比しても、フセイン政権崩壊以降は、自衛隊も派遣されたりISISが席巻したりと治安が…
体にいい食べ物はなぜコロコロと変わるのか (ベスト新書)作者:畑中 三応子ベストセラーズAmazon 1712年の貝原益軒「養生訓」から現代までのさまざまな健康法を紹介しているおもしろ新書。これを食べると健康になるとかダイエットになるとかアンチエイジング…
半年間にわたって開催された大阪・関西万博が終わって2週間ちょっとたった。妻は何度も、万博が終わってしまった・・・と寂しそうにつぶやきつつ、関連施設への遠征予定をガシガシ入れていて、不適切なたとえだけれど、戦争が終わったけれど戦場を忘れられな…
老舗ブログサービス「Gooブログ」が2025年11月18日に終了する。 goo blogサービス終了のお知らせ はてなブログが移行支援しているのでぜひGooブロガーのみなさまには移行してほしいけれど、長らく更新されていないブログは移行されず、消えていくんだろう。 …
9月中頃、関西万博に執心している妻に、万博の予約をとれなかったから行こう、と誘われて愛知県の愛・地球博記念公園にでかけてきました。 ジブリパークや、ちょうどやっていた鈴木敏夫展はもう予約がいっぱいで入れませんでしたが20周年ということで「愛・…
4月に軽い気持ちで一度は万博にいっておくか、と覗いてみたあと、万博をちゃんと批判/批評するには、万博の8つのテーマを代表するシグネチャーパビリオンをみておかねば、と通い始め6回目の訪問で全館いちどは訪問することができたので感想を書いてみます。…
万博が思っていたよりもずっと楽しかった。 4月平日に開幕券で少し安く入場し、もらった割引クーポンで通期パスを購入。その後、5月と6月の週末に妻と4歳児と、8月平日に一人でと、計4回足を運んだので振り返ってみたい。 正直、期待はしていなかった。IRの…
6月の頭、オーストラリアのシドニーに出かけてきた。 2年ちょっと前に妻の友人一家が移住していて、去年、妻が遊びにいったときに、すんなり住むイメージができてとてもよかった街だったと言っていて気になっていたところ、閑散期だからか通常の半分のマイル…
〈賄賂〉のある暮らし :市場経済化後のカザフスタン作者:岡奈津子白水社Amazon 市場経済化後のカザフスタンで、いかに賄賂が広まっているかをフィールドワークをもとに紹介するというある種の潜入取材的な本。 カザフスタンでは交通事故の揉み消しから、公共…
ヒルビリー・エレジー~アメリカの繁栄から取り残された白人たち~ (光文社未来ライブラリー)作者:J・D・ヴァンス光文社Amazon 2016年に出版されベストセラーになり、著者のJ・D・ヴァンスがトランプ政権の副大統領として存在感を発揮しだしたことからふた…
カウンターエリート (文春新書)作者:石田 健文藝春秋Amazon トランプや欧州各国、そして日本(兵庫県や東京都)で発生している既成エリートへの対抗が大きく票を伸ばしている政治現象の解説でたいへんおもしろかった。かれらが道徳的に誤っていると非難する…
新版 うつ病をなおす (講談社現代新書)作者:野村総一郎講談社Amazon 100万人以上の患者がいるほど現代社会を蝕んでいるものなのに*1、どういうものなのか断片的な情報しかなく、よくわかっていなかったので読んでみた。防衛医科大学校精神科の教授や病院長、…
気流の鳴る音 ──交響するコミューン (ちくま学芸文庫)作者:真木悠介筑摩書房Amazon ネットのどこかで知って気になっていた本。新宗教的なコミューンを志向する団体での体験や、人類学者のカスタネダが記したナバホ族の呪術師ドンファンとのやりとり、マルク…
米が高くて自分も困っているんですが、しょうもない陰謀論を真に受けているひとを見かけたのと、意外と教科書的な説明が見当たらなかったのでいち農業経済学ファンとして書いてみます。農業経済自信ニキ*1がいらっしゃればバシバシご指摘ください! 結論 穀物…
4歳の子を連れて冬の東京で1日過ごすのに良い場所として、三宅島をおすすめします。 竹芝から22時半のフェリーに乗って、翌日の朝5時に三宅島に到着し半日過ごしてから昼13時半のフェリーで20時に竹芝まで帰ってくるという旅程。せっかく島に行くにはせわし…
90歳の祖母が数年前から耳を悪くして困っている。放っておくと、人に会うのも億劫になって認知症になりかねず、そうなるとまわりもたいへん。 補聴器外来に行きなよ、とは周囲の親戚も長くすすめていて、2回くらい行ってもらったそうだけれど、うまく合わな…
Amazonがやっている電子書籍サービスkindleの、定額で一部の本を読み放題になるというKinke Unlimitedというサービスがある *1。 こういう定額サービスは延々お金を払いそうで敬遠していたけれど、kindle unlimited対象で気になっていた本を突っ込んでいた欲…
最後の竜殺し (竹書房文庫)作者:ジャスパー・フォード竹書房Amazon 読みました。かなりおもしろかったのでハリーポッターファンとか異世界転生ものにちょっと飽きてきた人、銀河ヒッチハイクガイド好きな人は楽しく読める気がする。 20世紀末期のイギリスの…
4歳の子が手足口病にかかりどこにもおでかけできないときにディズニー+に2ヵ月無料のキャンペーンで入ったので勢いで観た。 物語としては11歳の女の子ライリーの引っ越しによる生活の変化を描いているという単純な話の映画なんだけれど、大きな特徴として人…
先日、福井県坂井市の松島水族館という、1959年にオープンしたまあまあ歴史のある海沿いの水族館に出かけてきました。 目当ては夏の間だけ開催している「磯の生物観察会」(2024年はもう終了)。 www.echizen-aquarium.com 海に入って生物をつかまえる磯遊び…
まとめ:夏休みにちょうど手足口病になって甘やかした話です。 保育園のお盆休みの期間を前に、妻と4歳の子と3人で隣県の実家まで帰った。 移動が疲れたようで、子は夕食中にうとうとし、そのまま寝かせたのだけれど、翌朝も珍しく元気がない。 不穏さを感じ…
石牟礼道子さんの苦海浄土を読んだあと、ちょうど近所で水俣曼荼羅という映画の上映会があると知って観てきた。 6時間もあるし、参加費3,600円となかなかするので身構えて行ったけれど、映画もよかったし、監督のトークもあっておもしろかった。会場の大津公…
苦海浄土 わが水俣病 (講談社文庫)作者:石牟礼道子講談社Amazon ここは、奈落の底でござすばい、 墜ちてきてみろ、みんな。 墜ちてきるみゃ。 ひとりなりととんでみろ、ここまではとびきるみゃ。 ふん、正気どもが。 ペッと彼女は唾を吐く、天上へむけて。 …
それでも、日本人は「戦争」を選んだ (新潮文庫)作者:加藤 陽子新潮社Amazon 歴史学者が中高生(栄光学園の歴史研究部)への5日間の講義をもとにした本。口語で書かれ、質問と応答もあって歴史の本としては独特なんだけれど、日清戦争から国際情勢と日本のト…
日本一の農業県はどこか―農業の通信簿―(新潮新書)作者:山口亮子新潮社Amazon さまざまなデータを鋭い切りくちで分析していたり、行政の人や農業者にインタビューしていて参考になるし地域差の事例もおもしろいし、主張に同意できるところも多い。自治体や…
路上園芸という言葉がある。村田あやこさんという方が町のなかの緑のよさに着目してはじめた分野だ。氏の著書、たのしい路上園芸観察(2020)によると、「住人によって路上で営まれる園芸」と「人の手を離れ、路上が営む園芸」の2つがあるという。 たのしい路…
3行まとめ RubyKaigi というプログラミング言語についてのカンファレンスに参加してきた 難しいテーマが多かったが、セッションで言語開発に学び、ハッカーの生態に触れることができた Ruby 最高、Ruby の未来は明るい。貢献したい RubyKaigi とkaigiに参加…
鯉のぼりというと、空に向かって伸ばした竿に、上から大きい順に並んでいるイメージがある。今年、うちの子が保育園で画用紙を切ってつくった鯉のぼりもそうだったし、Google画像検索でもだいたいそう。世の中には、川にロープを渡してたくさん並べて「映え…
去年の7月なので時間がたっているのだけれど、5月15日から沖縄で開催される RubyKaigi というプログラミング言語 Ruby のカンファレンスに参加するにあたり、前回はどんな旅行だったかと振り返ってみる。 rubykaigi.org 村上春樹は「ラオスにいったい何があ…