師走ですね。お元気ですか。無事ですか。 毎年ながらあっという間の年末という感じもあって、あいかわらずやりたかったことができていない、とも感じています。
人目を気にせぬ勇気を持とう。 書をもって街へ出ることをテーマにしていましたが、そんなに読めていません。いわんや、2015年に読んだすげー本、みたいにはまとめられない。 とはいえ、今月読んだ本だけでもとりあげていきます。
すきやばし次郎、旬を握る

- 作者: 里見真三
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2001/09
- メディア: 文庫
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もちろん、握るためではなく寿司を愉しむためにもよいと思う。副読本は体に美味しい魚の便利帳かな。
革新幻想の戦後史

- 作者: 竹内洋
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2011/10/22
- メディア: 単行本
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革新幻想とは、反体制な側面もあり理想主義的ともいえるけれどより人類を進歩させよう、平和な世の中にしようというたいへん前向きな考えだったはずだけれど、、知識人たちの地に足のついていなさや、いつからか論壇でのプレゼンスや組織自体を目的としてしまって大衆から失望されてしまっているように思える。
スペインのポデモスのこと言葉は重い。 「左派は庶民に語りかけていない。庶民に届く言葉を発さなければ左派は勝てない」
個人的には「戦後」以降の革新勢力の趨勢や状況についてつながりが気になった。 労働組合や農文協などはなぜその領域からでて原発再稼働反対や安保法制について明示的に主張するようになっているのか。社民党と民主党の凋落、若い世代からでてきた革新勢力と前の世代のそれとのかかわりなどどうなっているのか、知りたい。
料理のコツ 解剖図鑑

- 作者: 豊満美峰子,桑山慧人
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2015/03/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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知らなかったことをいくつかピックアップ。それぞれに簡単に理由も解説されている。
- まるごとのジャガイモは水から茹でる
- 緑黄色野菜を茹でるときはふたをしない
- じゃがいも、さつまいもの裏ごしは熱いうちに
- にくずれしにくい粘質の芋(メークインやインカのめざめ)と、ほくほくとした粉質の男爵やキタアカリをつかいわける
- ひき肉は成型する前に塩をしてよくねる
- 魚を煮るときは落し蓋をする
- 最初に入れるスパイスと最後に入れるスパイス
イベント
すし教室
中央市場で開催されていたので参加してきた。 参加者32名に講師6名ほどいてかなり丁寧に教えてもらえた。テーマは12月ということもあってパーティとしてのてまり寿司やちらし寿司メインであったけれど、いろいろ質問することができた。 参加費2500円はお得。
魚のさばき方から和食(中級)などいろいろな教室が日々開催されているなかですし教室は男性の割合多いらしい。みんなすし、目指そう!
とろあえずすし桶欲しくなってきた。
つくったもの
- シュトーレン
- クオカのレシピを 参考につくってみた。かなり手間かかるしお金もかかるけれど、美味しい。準強力粉が手に入らず強力粉オンリーでつくったらスコーンのようなさくさくさになった。 2本で材料費2000円くらいかかっている。ドライフルーツとアーモンドプードル(からつくったマジパン)、バターが高い。
- パウンドケーキ
- シュトーレンの残った材料でつくった。たいへん美味。粉の配合についてはお菓子大先輩から指南を受けて、ちょびっと強力粉をいれたところしっとりさくっとしてよかった。
- ローストチキン
- 先輩から丸鶏をもらって、調理してね♪とのお達しが出たので焼いた。たいへん美味だけれど、切り分けるのと後始末がたいへん。調理は楽しい。あとで残った肉と骨を鍋にいれてリゾットにしたら脂がたいへん染みてこれもよし。
- 鍋
- いろんな鍋をしました。やっぱり、野菜が美味しい。きのこうまい。白菜おいしい。白ネギ、特に下仁田ネギは最高だった。にんじんやたまねぎをいれてもあり。ほか、いろんな葉物をいれてもよかった。今年は春菊があまり香りのっていないかな。時間があるときは鶏ガラから出汁をとる、なければ、合わせ出汁に味噌と醤油をいれて即席。とり野菜みそ好きです。もっと鍋したい。くじらとかいのししとかふぐとかぶりとかいれたい。