今日は関東大震災から91年で防災の日らしいです。
東北地方太平洋沖地震からはや3年、阪神大震災から19年とあっというまですしその間には大雨・台風・洪水などの災害は毎年のように各地を襲っている。自然は人間を越えて荒れ狂っています。それが当然だとでも言わんばかりに。
その前では人間はちっぽけで無力で虫けら同然なのだけれど、災害に遭遇して幸運にも生き延びてもそこから生活リズムを取り戻すためには準備が必要と思っている。
日頃の備えというやつ。ついでに一人一人が備えておくことで社会全体の安定にも繋がるはず。
というわけで今している備蓄を棚卸ししてみた。
想定している災害
M7クラスの首都直下地震
この資料がたいへん参考になる。
首都直下地震の被害想定と対策について(最終報告 平成25年12月)(PDF)
南関東地域でM7クラスの地震が発生する確率は 30 年間で 70 パーセントと推定
- 揺れによる全壊家屋:約 175,000 棟
- 建物倒壊による死者:最大 約 11,000 人
- 地震火災による焼失: 最大 約 412,000 棟、 倒壊等と合わせ最大 約 610,000 棟
- 火災による死者: 最大 約 16,000 人、 建物倒壊等と合わせ最大 約 23,000 人
湾岸の大部分の火力発電所が被災した場合、最悪、5割程度の供給が1週間以上継続することも想定される。
なお関東大震災として知られるマグニチュード7.9の大正関東地震などのM8クラスの海溝型地震は今後30年間で0~2%ということである。0%ってあるのだろうか。
富士山噴火
地震よりは予兆がわかりやすい分、短期予測はある程度できるとはいえ恐ろしいもの。まだ確定的なことはわかっていないけれど、1年後に噴火してもおかしくはないともいう。
噴火すると都内でも10cm程度火山灰が積もる可能性がある。長期の停電や交通機関のマヒで地震よりもたいへんかもしれない。灰燼の被害が多そうである。
大雨浸水
区のハザードマップによるとS川が氾濫してもうちは1m以下の浸水だし地階じゃないから問題なし。
準備していること
目標
1人月*1くらい自活できること
食べ物
原則としてファーストインファーストアウト。つまりキュー構造。
- 米5kg、パスタ1kg、小麦粉1kg
- ツナ缶400g・トマト缶2つ・ビーツ缶1つ
- ボルシチは大正義
- レトルト食品 6食分(ほんとは山で食べるように買ったんだけれど・・・)
- 調味料若干
- 水12リットル
- お酒5リットルくらいたまってる・・・
1人月にむけてはけっこう厳しい。もうちょっと缶詰・水増やしたいところ。
道具
- カセットコンロ・ガスボンベ3缶
- 鍋も出来るし便利。1缶で60分くらいしかもたない気がするので増やす必要がある。
- 着替えの入ったザック
- しかしこの37リットルザックは前の登山で後輩に貸したままだ!
- 消毒液・包帯・絆創膏の応急処置セット
- コーナンで600円くらいで売ってたやつ
- 金属製のバケツ
- 普段はゴミ箱。持ち手がついてて便利。お湯も沸かせる。
- 防塵マスク一箱(50入り)
- 富士山噴火したら、役立つかな・・・
ソフト・その他
その他
- トイレが鬼門。
- とげの付いた肩パッドとか
こうしてみると多少準備しているつもりでもけっこう厳しいかもしれない。
災害、感情的には怖いんだけれど守るべきものもない自分という存在を考えると流される葉っぱのように諦観するしかない感じもある。グレートリセットとか破局なんかを期待するほど青くはないしその災害時のハイテンションが過ぎ去ったあとにふたたび終わりなき日常が始まることは期待できないのでなんとか生きていくしかないようにも思う。簡単に言うと単純におなかが減ったら辛いので備蓄しておきましょうということです。みんなが備蓄しておくと、買い占めとかそれに対応する略奪・暴徒は減るだろうのでみんな備蓄しましょう。
以上です。

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*1:1人月:1人なら1ヶ月、2人なら2週間、4人なら1週間ってことだよ!