周囲?で流行っていた流れで手に取りました。
マーガレット・ハウエル、自分は知らなかったのですが有名なブランドで、シンプルな服をつくっています。その創業デザイナーの住まいについての本です。
(シャツが2万円とかからなのでなかなか高級!デパートによく入っているようですが、これまで認識したことはない・・・。しかしブルゾンいいな・・・)
気取った感じはないし、いろんなものを取り入れて自然な印象。無造作なんだけれど、おさまりがよくておもしろい。
p80の本棚の様子やp88のビーチハウスとか好き。
家具やテーブルウェア、食器も古いものを大切にしている。こういうのがあるといいよなあ、と思う。ただ、イギリスのおしゃれな家であって、こんな生活日本ではとてもできない・・・という思いもある。日本でじゃ大きな違いは土地かも。
妻が好きなベイクオフという、イギリスの、パン作りコンテストのテレビ番組でも参加者の家はどれもいい感じだったのも思い出した。
日本だと、高機能だけれど狭くて無機質的なマンションか、駅から遠い一軒家か、いい感じだけれど寒くて結露する団地的な古いマンションかくらいしか現実的な選択肢がなくてなかなかこの本のような生活はできなさそうでため息が出る。
欧米の調度で連想したのは、Amazon プライムビデオでみた「メイジーの瞳(2014)」。 これも内容はさておき、調度の上品な高級感とかすごかったんだよなあ。
映画についての感想はかつて書いていました。
冬に寒くなくてエアコンがとりつけられるお風呂にカビの生えにくいいい感じの家に住みたいものです。