去年の7月なので時間がたっているのだけれど、5月15日から沖縄で開催される RubyKaigi というプログラミング言語 Ruby のカンファレンスに参加するにあたり、前回はどんな旅行だったかと振り返ってみる。
村上春樹は「ラオスにいったい何があるというんですか?」のあとがきで「旅行記ばかりは旅行の直後に気合いを入れて書かないと、なかなか生き生きと書けない」と書いていましたが、沖縄の3日間はなかなか密度が高くて楽しかったのでまだ書けるのでは、と書き始めてみる。といっても写真メインです。
沖縄に行った理由は、子どもが3歳になる前で飛行機に無料で乗ることができるからというせこい考えと、うちの子の1歳上の従姉が住んでいてお互いに会いたがっていたというのがあります。
金曜の夜に到着してホテル。しょうもない居酒屋で夕食をとらざるを得なかったけれど、自分が子をホテルで寝かしつけているあいだに妻が近所で飲んできてお土産にテイクアウトしてきた13trece というお店のホットドッグは、これまでの人生で一番ワルイ味がしました。あとで聞くとこの界隈はまあまあやんちゃなエリアだそうですが観光客にはわかりにくい。
昼は沖縄そばも食べられるらしいのでまた近くにいったら行ってみたい。
宿泊にはゆいれーるでアクセスしやすくキッズを遊ばせるのにプールがあるところを選んだけれどプールサイドで飲み物のめて便利。海外からの旅行者がにぎわっていて国際感あります。
7月で、本土よりも日差しが強くて昼間に歩くのは痛いほどだけれど風は通るし暑さはそこまでつらくはなかった。そして南国の街並みがたのしすぎる。
巨大なイセエビがいたり。
かっこいいシーサーがそこかしこにいたり。
落書きもたくさんだったけれど・・・
朝ごはんは牧志公設市場。ここは、1Fに多数並んでいる魚売り場で魚を選んで調理法を伝えると2Fのフードコートみたいなところで食べることができる場所です。定番観光地だけれど、やっぱり市場は楽しいしなかなかみない南国の鮮やかな魚を食べることができてよい。捌いてすぐが一番おいしい魚なのかどうかはわからないけれどグルカンおいしかった。
魅力的な路地がたくさん
お昼には沖縄在住者イチ推し沖縄そば。まずはオーソドックスなものを食べたけれど冷やしトロロ納豆そばを食べるべきだったかと後悔しています。でも車じゃないといけない。
あまりいい写真はないのだけれど、友人の直売所めぐり大好きガールから教えてもらったハッピーモア市場という直売所に行きました。車がないと行きにくいけれどほんとおすすめ。ここで買ったマンゴー(かなり小さいやつ)はめちゃうまでした。6-9月が旬とのことで5月はまだ早いかなあ。キッチンのあるホテルにとまってこういうところで買ったものを調理して食べるのも楽しそう。
やっぱり路地歩きが楽しい・・・
気になる喫茶店
そして目当てのひとつ、栄町市場。妻が以前行ってよかった沖縄料理店があったからとやってきたんですがその周囲にこれだけいい飲み屋街が広がっていることを妻も知らなかったようでした。でも、那覇の医療従事者に聞くと、救急で栄町市場からは酔っ払いばかり来るので嫌がられているそうですが・・・。
せまい路地に椅子をだして飲んでいたり
なんか明るいうちから賑わっていたり
いい感じのお店が多い
行った沖縄料理屋は表とは違ってゆったりとした雰囲気でおいしい古酒をおいしい沖縄料理と食べることができました。2歳児も食べられるものがいくつかあった。子連れでの旅先の夕食はアラカルトで注文できる居酒屋が便利。
夜風も気持ちいい。
最終日、車で飛行機近くの瀬長島までいって、浜でキッズがシャボン玉を吹かせたりして遊んで空港のA&Wでハンバーガーを食べて昼頃の飛行機で帰ったのでした。瀬長島がリゾートとして開発されつつあることには複雑な思いもあります。
子連れでせわしなかったけれど、沖縄楽しい場所でした。また行って路地をうろうろ歩きたい。
おまけ
これまでの沖縄経験は、大学院生のときに、石垣島でウミガメ研究で長期滞在していた同期を見物しにいったり、妻と結婚する前に沖縄在住の妻の妹夫婦に挨拶に行ってついでに阿嘉島にいって民宿に泊まったりした程度。島キチの妻は学生時代一か月くらい滞在していろいろうろうろしていたそうですが。 あとは佐野眞一の「沖縄だれにも書かれたくなかった戦後史」を読んでなんともいえない思いをもったくらい。
ついでに行きたいけれどなかなか行けない場所を共有しておきます。やはり車を借りないといけない・・・。
- いしじゃゆんたく市場
- みんな大好きデイリーポータルZで知ってずっと気になっているけれど遠い・・・。直売所大好き。 dailyportalz.jp
- 辺野古
- 基地の工事とか規模感とか、街とどうつながっているのかとかみたい
- 基地や米兵の犯罪とか負担を沖縄に押し付けていることに罪悪感を持ちつつも、中国も軍事力を高めているなかでどうあるべきかはわからない・・・(環境や司法の不平等などに十分配慮された状態で雇用を生み出せるならありなんじゃないか・・・とは思うけれど、場所の選択肢の妥当性や議論はわかっていません)
- 沖縄愛楽園
- 伊波さんの記事を読んで興味を持ちました
- 伊波 敏男(作家) vol.1 | ピープル | ハンセン病制圧活動サイト Leprosy.jp
- 本と商い ある日、
- ネットでみかけて気になっている本屋さん
-
- ネットで気になったパン屋さんのやっている謎施設
那覇市東町なかのや
- 沖縄の魚をつかった江戸前寿司気になりすぎる。妻と一緒に行きたいがタイミング・・・
那覇市東町なかのや1万円コース
— 🌊 (@momorindayo) 2021年2月23日
東京で修行後、独立、20年以上腕を磨いた沖縄出身の店主が那覇に移転したきたお店。このお値段で江戸前が味わえるのは強い。店主の人柄含めて居心地がすごく良い、美味しいを突き詰めながらできる限り沖縄の魚を使いたいらしい🥲ミジュンもグルクン使ってる本気のお店! pic.twitter.com/2Ie9bmZ2WA
- 沖縄の魚をつかった江戸前寿司気になりすぎる。妻と一緒に行きたいがタイミング・・・
長期滞在してうろうろしたい。 そんなこんなで来週のRubyKaigiが楽しみになってきました。今回はRubyKaigi会期中は一人で牧志あたりに泊まっているのでお気軽にお声掛けください。最近は Ruby on Rails で在庫管理システムとか販売管理システムをつくっています。