ぜぜ日記

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早期教育には消極的という話

子の教育環境を求めて何度も引っ越したという孟子の母の逸話があったり、学んだことは誰も奪うことができない、というような意味の格言は世界中にあるし、学ぶことは大事だ、という価値観はそこそこ一般的だと思う。それでも、うちの3歳児には早期教育をあまりしなくていいのではないか・・・と思っている。特に想定しているのは、小学校で座学で学ぶようなもの。

大きな理由は、先取り教育をして、小学校低学年で授業で、すでに知っていることを聞くのは退屈で、授業を軽視して逆に学習習慣がつかないのではないか、というのと、同級生より知っていることでまわりを見下す人間になってほしくないから。

早期教育によって、未就学児のうちから学習習慣をつけたい、とか、能力を育てたいという意図はわからなくはないけれど、単なる学習アプリで先取りすることは安直なのではないか。

音楽なんかについては人々の経験的に未就学児から学ぶとよいとされているし、あまり反対する理由はない。世界が違いすぎるけれど小学校受験とかする場合は知らないです。とはいえ、強く反対しているわけではなく、習いごとにいっている間は親が楽できるとか、ずっと動画にかじりついているのをやめさせたいという理由なら前向き。

英語はできるようになるに越したことはないけれど業者のステマだらけで判断しにくい。 信頼できる情報のひとつとして、日本言語学会166回大会 公開シンポジウム「言語学から見た子どもの英語習得」はたいへんおもしろかった。

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早ければ早いほうがいいというわけではない、ということと長い接触時間の確保が重要、さらに、早くから触れたほうが、最終的な到達点は高くなる可能性はある、とのことであったので時間を確保しやすい環境ならいいんじゃないでしょうか。

もちろん時代や子の特性、環境、親の財力によって変わるため正解はないし、うちの今のところの方針でしかない(将来意見が変わるかもしれない)。違うご意見をお持ちの方もいると思うし、なにか実体験とかおもしろエビデンスあれば教えてください。