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うんこめも

自律分散うんこ製造システムについてのメモ

寿司ワークショップ#2 激闘白身魚編

こんにちは。バレンタインデーも過ぎましたがみなさまはいかがお過ごしでしょうか。

少しずつ暖かくなってきています。 野菜界隈では冬野菜もとうだちかけはじめ、端境期に入り始めます。生産者さんが貯蔵していたタマネギやニンジンもつきかけているし野菜関係はたいへんな時期。今年はどうなるでしょうか。早く春野菜食べたいですね。 さて、野菜の話からはじめましたが、今年から月一でやるぞと宣言していた寿司ワークショップも2回目を迎えましたので報告します。

前回の様子 dai.hateblo.jp

近所の市場は卸売のみで我々一般消費者への小売はしていないのですが、月に一度、一般市民に開放する食彩市というものがありましてこれに合わせています。 普段は第二土曜なのですが今月は祝日と重なっていたので第三土曜である今日。

いつもどおり人がいっぱいです。 炊飯器をセットして参加者の西村くんと買い出し。

先月はどこでも並んでいた、あんこうやふぐがまだまだあるとはいえ減って、サバやツバス、ニシンっぽいものが目立ち始めました。赤むつやキンメダイも目立った気もしますが自分がそれにばかり目を行っていたからかもしれません。

今日はほうぼうと、鯛の冊、あと青身魚を買おうと思っていたのですが、キンメダイが一尾1080円とわりとよかったのでつい購入。

  • 鯛の冊 345円(税込)
  • キンメダイ 1080円(税込)
  • ほうぼう 540円(税込)

あとで調べるとキンメダイの旬は4月から11月とのことではずれ。ただ、深海魚なので旬はあまり関係ないという説もある。

様子。結果として見た目が赤い白身系が多く偏っています。 すじこを買っていくらを漬けたかったけれど京都のお店ではほとんど売っていなさそう。通販しよかな。

さばき

キンメダイは鱗がすごい。包丁の背でガシガシとります。内臓はいろいろ入っているけれど、どれを食べていいかよくわかっていないのでとっておく。出刃包丁欲しい・・・。 肛門から切らずに内臓を洗います。血合いがほとんどない。 あと、本では湾曲した中骨があると書いてあったけれど中骨一本もなかったのはちょっと気になる。

ほうぼう。 ひれの青さがとってもきれいでキュートな顔つき。

あとやたらぬめぬめするので棕櫚のタワシで洗う。 皮がかなり固くて捌くのがたいへんだった。はじめはブスッと刺してあとは引いて切るのがよさそう。 中骨を抜くときに身が割れてしまうのどうしたらいいのだろう。 皮はめりめりはがせて気持ちいいけれど鯖のようにきれいには剥がせない。煮つけに入れるとうまそうなのであらはとっておきます。

寿司デッキ

まず、キンメダイの桜色の格子模様と身の白さのバランスがめっちゃきれい。 ほうぼうもきれい。鯛の赤みもよい。

握り

まず、特筆すべきはキンメダイの脂。手がべとべとするほど。あぶらの美味さ。 皮はかみ切りにくい箇所もある。

ほうぼうは謎のもっちりとした旨み。酢飯との相性よい。

鯛。ついそのまま食べたけれど、ちょっと物足りない。やっぱりこぶ締めにしておくべきだったか。塩出すの忘れていた。

流れとしては、やっぱり小手返しがするっとできずもたつく。ここは、プロに教わりたいし、何度も練習すべきところかな。 あとは、見た目はまあまあだけれど、良し悪しを評価できるほどの知見がないのかもしれない。

振り返り (KPT

次回もKeepすること

  • 買い出しから行けてよかった。
  • 10時くらいからという時間、これはこれでよいかも。明るくて写真撮りやすいし。
  • 夜は酒飲みながらできてそれはよいかもしれない(昼に飲んでも誰もとがめない!)

発生したProblem

  • ガリとワサビ なかった・・・
  • サラシ持ってくる必要があった(せっかく10m買ったのに会社に置きっぱなしだった)
  • 借りもののバーナー、調子悪かったので使わなかった。自分の私物のもってこよう(これも会社におきっぱななしになっている)。
  • イベント立てるのが遅れた。2週間前にはたてよう
  • 出刃包丁欲しい。ほうぼうの背中固い。

  • 事前にこのすぐれたほうぼうについての記事を読んでおくべきであった・・・

一尾400円のホウボウを隅々まで調理した記録 - ぶち猫おかわり

次回Tryすること

  • compassでイベント立てよう
  • 予習動画の通知。
  • 食後のほうじ茶ほんと美味しいけれど途中で誰でも淹れられるようにセットしておく

感想

梅田望夫が語ったインターネットによる知の高速道路により、ある程度のレベルまでの学習はきわめてたやすくなった時代と言われている。 これは当時よりも、Youtubeでの教育コンテンツが爆発的に増えているいまはよりすすんでいる。 ありがたいことだ。しかし、情報が氾濫しすぎて、なかなか価値を判断できないようにも感じる。特に、寿司のような身体性が大きいものは言語化も難しく伝えがたい、これは自分が理解していないということもあるけれど。そういう意味では、ワークショップ形式で人にもやってもらって教えるというのは、自分がなにをわかっていないか気付けてとてもよい。 また、捌く・握るといったポイントの情報は多くとも背景、とくにどう仕入れるか、魚をどう選ぶべきかはなかなか情報がない。

ただ、いちどやってみることによってGoogleでどう検索するべきかわかるようになった気もする。これは、東浩紀の「弱いつながり 検索ワードを探す旅」を連想する。ここでは、旅という手段が特に取り出されていたけれど、体験型イベントも大きいと思えてきた。そういう文脈では、アグリツーリズムや脱出ゲームなど、これまですこし冷ややかに見えていたものを自分は過小評価していたかもしれない。

そういうわけでみんなも寿司やりましょう。

次回予告

3/11(土)の予定です!京都、JR丹波口駅徒歩5分の建物です。やっていきましょう。

寿司ワークショップ#1 巻き寿司練習会

大寒が過ぎてからは暖かくなってきましたが、今日のように雨が降るときゅっと冷えますね。 そんな雨の日曜日に寿司ワークショップを開催しましたので報告いたします。

寿司ワークショップとは

自分が寿司技術を向上させることを目的とした会です。 人々が集まることでたくさん作っても食べてくれるのでたくさん練習できて便利。また、いっしょにつくって食べることで会話も広がって、寿司職人に欠かせないコミュニケーション技術を向上させることができるという仕組みです。

去年は思い立ったときに特定の場所(職場)でしかやらず行き当たりばったりでしたが、今年は月一で開催して腕を磨く予定。 そして美味い寿司をつくれるようになってあの子に振り向いてもらうんだ(錯乱)。

今回は節分直前であることから巻き寿司を練習するということを目的としました。 昨今の寿司シーンのグローバル化、多様化においては、具を選ばない巻き寿司のポテンシャルは高く、寿司を志すものであれば避けては通れません。

参加者は京都のインターネット野郎中心に7人の有志*1。前日のお声掛けにもかかわらず集まってくれて一人身人間の身軽さに感謝です。

様子

おつまみとか具。野菜系多し。

ネタ系。 これとホタテとあなごが主力。

パスタくんのサブカル巻。ほんとは上部は1cm残して米をしきつめる必要がある。

アナゴがはみ出しています。アナゴの頭をたべると組織のおかしらになれると言われています。

こんなの。

彩。

米がなくなりそうでネタが余ってきたのでのせまくったけれどふにゃふにゃになった。

米がなくなったあと。

全体的にいきあたりばったりでエンジョイ巻き寿司になりました。

材料について

酢飯。会場の備品の都合で5合だけ。炊いたらすぐ次のを炊けばよかったと後悔している。 酢は、これまではだいたい自分であわせていたのだけれど、今回は京都の林孝太郎造酢さんの京風すし酢というのを使ってみた。360mlで530円ほど。ほのかにりんごの酸っぱさと甘さがあってけっこう好き。

ホタテ。いきなり巻き寿司なのにホタテからかよ、という気はしますが、参加者の1人と以前に話したときに、ホタテと牡蠣は圧倒的に牡蠣でしょ、と言っていたので出しました。ホタテ、甘くてほんと美味しい。 今回のは中くらいの大きさの貝柱のみ8つで1400円くらいのもの。以前に殻付き大粒10個2600円のものを握ったときはほんとあまくてほろりと崩れる酢飯と最高にあってほんとよかった。 ホタテだけちゃんと握った。酢飯がもうちょいあるともっと握れたなあ。

鯵。1尾120円を2つ。ぜいごをなかなか綺麗に切れないけれど3枚卸はややできるようになってきた。ただ、背骨を切るのに出刃包丁欲しい・・・。 あと、骨抜きを職場においてきてしまっていたのが失敗。今回は巻き寿司なので中骨に沿って切って取り除けてよかった。

まぐろ。スーパーで600円くらい。雑に煮切をつくって30分くらい漬けにした。美味い。

サーモン。冊で買った。400円ほど。 イクラ。衝動買い。小さなケースで950円。でもうまい・・・。

あなご。decobisu氏の姫路土産。うまい。

ノリは特筆すする点ないものです。

その他 ほうれん草とシメジのお浸し。うまいんだけれど、この時期のほうれん草はそのままで十分甘いのでもったいない食べ方だった。

しいたけの甘辛煮。うまい。 薄揚げ。しいたけの甘辛煮の残った汁で炒めた。うまい。 ダイコン葉のきんぴら。薄揚げを炒めた鍋で、しいたけの石突を刻んだものと生姜をいれてごま油。ごはん進みそう。

あと、ダイコンを炊いたやつとダイコンの上部を刻んでポン酢につけたものを前菜にした。

ツナ缶。ツナは油を切るのを忘れて巻いてしまって汁っぽくなって失敗。マヨネーズで和えればよかったけれどちょうど切らしていた。 アボガドはふつうに酢飯とあう。

かんぴょう。戻して味がついたやつがひとふくろ98円で売っていて買った。わかりやすいうまみがあって便利。

にんじん。短冊にしてレンジ1分かけただけだけれど甘くてよい。

あと、かいわれダイコンはさわやかでいい。三つ葉かセリかあたりもあってもよかったかな。大葉は季節外れだけれどよい。

巻き方

自由にやってもらったけれど、意外と形になった。いきなりまるっと丸めようとするのではなく、ネタまでをいちどつつんでから全部つつむ、螺旋なイメージがよいのではと思った。 教本をみると、上端1cm残して、下はちょっと残す、となっていたけれど米が少ないことが見えていて後半はけっこうけちった。 とりあえず、ほぐれようともネタと酢飯と海苔があればうまい。 米の量が足りなくて10本くらいしか巻けずあまり練習にならなかったかもしれない・・・。

振り返り

Keep

  • 定期開催しよう

Problem

  • まな板が足りなかった。3つは必要。巻き寿司をまく台としてと巻き寿司を切る用とほかのものを切る用。
  • 米は一人1合は必要か(平均年齢27歳男6人女1人)
  • サラシがなく、綿100%の布巾で代用した。これ自体はよかったが人数分用意すべきだった。
  • 場所。できれば流しが広くて作業台と近いところがいい。
  • あまり写真撮れなかった。調理を仕切る人と別に写真撮ってくれる人ひつよう。
  • 参加者がインターネット野郎(女子含む)に偏っていて語彙がおかしかった。ひとり、界隈ではない友人にも参加してもらったけれど、不思議な人々で不思議な言葉でしたね、と言われた・・・。

Try

  • 予習して実践の学習効率あげよう。プロジェクターで動画をリピートする。
  • 終了後に使えるようなハンドクリーム用意しておく(手酢をつかったあとは手が荒れる)

今後の予定

2月は第三土曜日の昼に開催します。京都の丹波口駅近く。ご興味のある方はお声掛けください。 (初回の今日は日曜だったけれど、日曜は市場があいていないのであまり好ましくないのでは、と思っている)

まだまだドアマチュアですがともに腕を磨き学びあえる仲間を募集しています。

参考文献

d.hatena.ne.jp

やる気になる記事。自分ももっと洗練させていきたい。

すしの技術大全

すしの技術大全

昨年買ったなかで一番高い本。なぜか今日の参加者の半数くらいみんな知っていた。

*1:7人中6人がはてなーで、6人がめしにしましょうを読んでいて、6人が男で、4人が30歳で、5人がITエンジニアで3人が留年もしくは中退者で、2人がスマフォにhitodeくんのキラシールを貼っていた

ボーイミーツビーツ

日記

こんにちは。 クリスマスでしたね。通勤中に通り過ぎる街が浮き立って見えましたが、自分が浮き足立っているからなだけかもしれません。

疑似ボルシチ

さて、ビーツがあったのでボルシチをつくりました。

そもそもボルシチとはなんなのでしょう。ビーツをつかった煮物という認識で、誰かから、ボリシェビキのシチューのことだと言われてついつい信じていましたけれどWikipediaを見るだけでも諸説あるようですね。すくなくともボリシェビキは関係なさそう。

とりあえず、いくつかのレシピを探した結果、このサッポロビールのレシピをもとにつくっていきます。ビール会社がコンテンツをつくっているのですね。メーカーのメディア化を感じます。日本の大手メーカの中ではサッポロの黒ラベルが好みです。

www.sapporobeer.jp

ビーツ、赤黒くてごつごつしたベヘリットのようなものなのですが切ってみると濃い赤色の野菜です。 写真は撮り忘れたのでかわりに赤カブの写真を載せます。

※ これは赤カブです。ビーツではありません。

切ります。並べるとおもしろいですが戻すのが面倒になります。ニンジンは赤と黄色の2種類ありました。

バターを火にかけます。

肉を炒めます。もとのレシピでは牛ですが、高いので豚バラブロックを分厚く切ったものを使います。

野菜を入れます。

トマトとビーツをいれて煮ます。 トマト缶はレシピでは半分となっていますがうっかり全部入れてしまいました。赤色のほとんどはトマト缶ということになります。

煮ているあいだはなにかつけあわせに芋かブロッコリーでも茹でるとよさそうですが今回はありません。 かわりに翌日のつくりおきに、ニンジンとレンコンできんぴらごぼうを炒めました。あいかわらずきんぴらの火加減はあいまいです。

さて、だいたい火が通ったので火の通りの速そうなビーツの葉をいれます。

こんなふうになりました。後ろにあるのはスーパーで半額になったバケットです。

最後にサワークリームをのせます。サワークリームは生クリームを乳酸菌で発酵させたおいしいものです。スーパーで200mlで200円でした。パンにハムといっしょに挟みたい気持ちになりました。

ボルシチです。旨みもあってパンも進んで美味しい。あと肉が分厚い。低温調理で角煮的に柔らかくするとレベルが上がりそうなので次回の宿題です。 しかし、たぶんこれはボルシチというよりはビーツ入りトマト煮な感もしてきました。ロシア人はどう思うでしょうか。

ボルシチピロシキと並ぶロシア料理の代表、と思っていますがじつは正統的なものを食べたことはありません。ロシア料理屋が少ないせいです。 機会があれば四条河原町キエフに本物のボルシチを食べに行きたいと思っているのでご興味ある方いらっしゃいましたらご一緒しましょう。

煮テンプレート

さて、みなさまの多くは自分と同じようにボルシチをつくったことはないのではないかと思います。 しかし、もしみなさんが興味をもって疑似ボルシチをつくったとすると、この料理、どこかでつくったことがあるな、という考えが湧いてくるはずです。 ビーツがなければふつうにトマト煮ですし、途中までカレーと変わりません。

そう、いくつかの煮ものには大きな共通部分があるのです。 ここで、その共通部分、煮テンプレートについて書いてみます。

今回のボルシチは、ニンニク、トマト缶、ローリエ、固形コンソメ、 塩コショウ、 バターで味付けしました。 しかし、ここでニンニクではなく生姜を、トマト缶や固形コンソメのかわりに醤油とみりんと砂糖をいれていたらどうなっていたでしょう。肉じゃがです。 肉がなくてゴボウとシイタケをいれていれば筑前煮です(これらの定義については諸説あります)。 もし、固形コンソメの代わりにカレールーを叩き込んでいたらどうなっていたか、カレーです。 トマトケチャップと酢と砂糖をまぜたものに鶏ガラスープを足すとどうでしょうか。これは酢豚です。 酢豚について、個人的には豚よりも鶏モモをいれることが多いです。これは、学生の頃にこっそり好意を寄せていた女性の得意料理で酢鶏と称され人々から愛されていました。キクラゲが欠かせません。これまで酢の物が苦手だった自分に、酢の美味しさを教えてくれた大切な一品です。同じく酢の価値に気付かされたものは、寿司を除くと、東京駅ラーメンストリートの六厘舎です。つけ麺に酢をからませて旨みを引き出す可能性について学びました。

さて、すこし脱線してしまいましたが、共通する部分をおわかりいただけたでしょうか。まず、メインの肉と、タマネギとニンジンを油で炒めることからはじまります。 これは、肉についてはメイラード反応を発生させて香ばしくし*1、タマネギは甘くし、ニンジンは脂溶性のカロテンの吸収率を高めることを狙っています(要出典)。 そこから水分をいれて煮ていきます。ここではボルシチの場合は、トマトのグルタミン酸、肉じゃがの場合はカツオ出汁のグルタミン酸筑前煮の場合はシイタケのグアニル酸などダシの影響が大きく、洋風にする場合はローリエをいれるとやはり香りが違います。

あとは、それぞれに好きな材料をいれたり、冷蔵庫に潜んでいる野菜をいれることができます。今回のボルシチも、キャベツはなかったのでビーツの葉で代用しています。

味付けは、今回はずるして固形コンソメをいれましたが、お好きなものをいれれば大丈夫です。 肉じゃがのように材料に味がしみてほしいものは早めの味付け、カレーのように香りのとぶスパイス系は後半にいれるのがよさそうですが、それぞれノウハウがあるようで未整理です。

このように、油で肉とタマネギとニンジンを炒めて水をいれて煮るところまでは同じで、煮るときになにをいれるか、煮てからなにをいれるかで結末は大きく分かれてしまうのです。

もちろん、ちゃんとインドカレーをつくろうと思えば最初にクミンを炒めたり、タマネギをあめ色に煮たりと細かい調整は必要です。 ただ、肉とニンジンとタマネギがあれば、最初に材料を切って炒めるところまでは同じで、そこから気分や冷蔵庫の中身次第で味付けを変えることでいかようにもなってしまうことを伝えたい。 ある種のコンストラクタを共通化したBuilderパターンとも言えるかもしれませんね(言えない)。

自分も大学生も折り返し地点になってまともな料理をするようになるまでは酢豚とカレーが途中までいっしょだとは思えなかったと思います。材料をきって炒めて煮るだけで量が簡単につくれる煮物は、バリエーションも豊富で自炊初心者にはうってつけなので自分が料理をはじめたころに知っておきたかったなあ、と思い書いてみました。 またみなさまの知見もご共有ください。

以上です。来年もよろしくお願いいたします。

*1:上記のボルシチは、鍋のそこに肉がくっついたので挫折している・・・

2016年読んだ本の棚卸し

こんにちは。いつのまにか2016年も終わりそうですね。あっというまです。 2016年2月までは毎月か隔月かで読んだ本について羅列していたのだけれど、3月以降、生活リズムの変化という名の怠惰により止まってしまっていたのでまとめてたなおろし。

この1年は読書量が落ちている。寝る前に布団のなかでしか読む時間とれていない。もっと休みをうまい具合にとって本を読んだり文章を書いたりしなければ。そのなかでも本以外に生き方、働き方、考えたことの振り返りもしたいところ。

キッチンコンフィデンシャル

キッチン・コンフィデンシャル(新装版)

キッチン・コンフィデンシャル(新装版)

ドラッグとセックスと暴力と異常者と食の波乱万丈のシェフ人生。 テンションおかしくて最高の気持ちになる。日本とはだいぶん事情は違うだろうけれど飲食業はやはり修羅道だ。 レストランの裏側やなにを注文すべきか、料理人の符牒などおもしろい。

うまく表現しようと思ったけれど、本の裏表紙に書かれたこの文以上に興味を引くようにはかけないな・・・

キッチンには秘密がいっぱいだ。夏の避暑地のレストラン・ウェディング。アルバイトの大学生が目撃したのは客も花婿もほったらかして、厨房の裏でシェフとセックスに励む花嫁の姿…。たちまち大学を飛び出し、料理の世界に飛び込んだ著者が出会った奇人・変人・荒くれ男に料理界のあの手この手。月曜に魚は食べるな?人を殴り殺せないようなものは鍋とは呼ばない?ウェルダンを注文してくれてありがとう…?超有名店シェフが暴露するニューヨークの喧噪、料理人の手の内。

日本版、似たようなものないだろうか。

ビジネスリーダーにITはマネジメントできるか

ビジネスリーダーにITがマネジメントできるか -あるITリーダーの冒険

ビジネスリーダーにITがマネジメントできるか -あるITリーダーの冒険

原題は”The Adventures of an IT leader”という小説。 上場した新興金融ITサービス企業にて、ITの素養がないビジネス部門の部門長バートンが経営体制の変更にともないCIOに抜擢され、そこでカルチャーショックやトラブルにぶつかりながら学びを深めていくサクセスストーリー。 章ごとに読者に考えてみましょう、というコーナーがあるストーリー仕立てのビジネス書。 Web2.0が流行ったころの本だし、日本と慣習の違うアメリカでの話だけれど、ベンダーマネジメントの苦労やセキュリティ予算の算出方法、組織内での根回し的コミュニケーション、優秀なエンジニアをつなぎとめる方法、アジャイルプロジェクトマネジメント、IT投資の正当性などめちゃめちゃ興味深い。 邦題はちょっとださいけれど、SIerにつとめていたりビジネス寄りのことに興味があるエンジニアが読むとおもしろい、かもしれない。

特におもしろかった概念

ITマネジメントのリーダーシップの3段階

  1. 1つのシステムやプロジェクトに関するマネジメントをひととおりこなせる段階
  2. プロジェクトのポートフォリオインフラストラクチャーのマネジメント、同時にエンジニアチームのリーダーとしての役割ももつ
  3. 戦略と資源のマネジメントに注力する段階

組織の成長によってITリーダーシップが変化する3段階

  1. コントロール指向:心やさしき独裁者、機能別アプリケーション
  2. エンタープライズ指向:シニアマネジメントチームとの関係強化、アプリケ−ションポートフォリオの管理、セキュリティ/コントロール
  3. CIOの設置。経営戦略との連携強化、インフォメーションリソースの活用

ITシステムのポートフォリオ

  • 競合と比べて優位になるITシステムは売上を伸ばすための攻めの投資だが、それも競合が追いついたり保守フェーズになると守りのコストがかかり続ける
  • 企業内で、攻めの投資と守りのコストの比率を監視する必要がある

これが長期的な見積もりをたてることが難しいのでITは金食い虫になってしまうのかもしれない。

人類が知っていることすべての短い歴史

人類が知っていることすべての短い歴史(上) (新潮文庫)

人類が知っていることすべての短い歴史(上) (新潮文庫)

これを知った日はよく覚えていて2011年3月10日、増井先生(先生付けはいやがっていたこともあるけれど先生だ)がインタラクション2011でやったビブリオバトルで紹介してくれたもの。 元素の発見、量子論への洞察、地球の歴史、生命の発生、進化論、人類の起源などなどに興味を持ったベストセラー作家のビル・ブライソンが書いた科学めっちゃおもしろいという本。分厚いけれど、読みやすく、新しく知ることも多かった。自然科学者列伝ともいえる。 あと、科学界の残酷さや、科学者もよく間違えるし嫉妬をしたり不正をしたり足を引っ張ったりすることもわかって厳しい気持ちにもなる。ともあれ、すごい本。高校生の時に読みたかった。

災害ユートピア

震災直前の2010年12月に発売された本。災害は災厄だけではなく、それがつくる「よいもの」もあるよ、という本。 わりと感傷的で主観的な文章でよむのつらかったけれどまあまあおもしろかった、 一行でまとめると、多くの災害で、エリートはパニックを起こすが民衆はうまくやっていくよ、ということ。 エリートがパニックを起こすのは、彼ら彼女らが出世競争を勝ち抜いてきたからこそ人を信用しないからではとのこと。 民衆がうまくやっていくのは、宮台真司のいう終わりなき日常に倦んでいるから、というように読めた気もしたがどうだろう。

ちょっとだけ抜き書き。(孫引用)

社会的ユートピアの最も基本的な2つのゴールは、貧困(飢餓、無教育、ホームレス)の除去と疎外された人や孤立した人のいない社会の構築にある。 ユートピアを作ろうとする宗教的な試みは、カリスマ的リーダーや長老者がいたり、よそ者を作り出す厳格なルールのもとにあったりして権威主義的だが、宗教の絡まないユートピアは、ほとんどが自由と民主主義と権力の共有を目指すものだった。革命やユートピアをさげすむ今日の一般的な傾向は、強圧的ユートピアをめざすものの、公平と分配といった初期の理想がひどく歪んでしまったソビエト式試みの失敗を教訓としている。p34

そうだね・・・。

クライシス(危機)という言葉はギリシャ語を語源とし、何かが最高点に達し分裂する点、すなわちどう変わるにしろ、変化が差し迫った瞬間を意味する。p113 「大惨事と社会的変化」(サミュエル・ヘンリー・プリンス)の冒頭

一過性のものであれば(福島のようにではなく)、日常に文字通り破壊的な変化をもたらして地域のコミュニティを強化する側面はあるだろうけれど、それが普遍的なユートピアをもたらすことにはつながらず、やはり一過性のものでしかないとは思う。

不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か

不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か (新潮文庫)

不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か (新潮文庫)

米原万理さんの翻訳についてのエッセイ。タイトルはミスリーディング・・・。 翻訳というリアルタイムコミュニケーションを支える技術、ほんとすごいと思う。尊敬。おもしろかったけれど翻訳たいへんだなー、自分にはむずかしいなー、くらいの感想しかだせなかった。 米原万理さんだと、だいぶんまえに読んだ「オリガ・モリソヴナの反語法」という過去を探っていく小説がめちゃめちゃよかった。

海のプロフェッショナル

海のプロフェッショナル―海洋学への招待状

海のプロフェッショナル―海洋学への招待状

海関係の仕事をしている女性のどんな仕事をしているかのお話し。海、生物も漁業も気候もおもしろい。高校生で読んでいたら海関係の学部悩んでいたかも。 しかし、あまり印象に残っていない・・・。

最初の一歩 最後の一歩 水野彌一

全日本でも優勝している伝説的な京大アメフト部の伝説の監督の本。勝利への方法論としてなかなかおもしろい。いくつか引用してみる。

練習、とくに身体に何らかの負荷がかかるトレーニングなどにおいて、『限界までの努力を強調することはあってはならない』ということを銘記しておかなくてはなるまい。p14 努力ではないんですよね・・・。

体力がないから長時間練習ができない。そうなると、密度を高める練習しかない。練習のとき、私が選手にいつも守るよういっていることが、一つだけある。それは、「とにかく頑張る、ただひたすらにやるというのだけは、頼むからやめてくれ」ということだ。選手に「お前は、どういう選手になりたくて練習をしているんだ、そのイメージがちゃんとできとるか。なぜ、そういう選手になれない。何が欠点でそうなれないか、その欠点を克服するために、どういうトレーニングをするんだ」ということである。 p42

ただ言われただけのことをがんばるのみんなやめましょう

「お前ら、アホやから、京大へ入れたんや。あんなばかげた受験戦争を、何の疑いも持たずに最後までやり抜く。そんなもの頭がよかったらできるか」p43

アッハイ

勝つためにスポーツをする、結果としてはそうだが、本当は、この勝つこと以上に、はるかに貴重なものがある。だからといって、スポーツは勝つことがすべてじゃなく、参加することに意義があるのだなどと、トロ臭いことをいって取り組んでいたんでは、これは勝つこと以上に大切なものも、手に入らない。

非明示的な目的をたてることはできない場合にそれを得ることができる別の明示的な目的をたてる、とも読めるのかな

真に強いチームを作り上げるために、もし私が京都大学ではなく、体力的に優れた選手を多く持ち、長時間練習が可能な状況にある大学のコーチならば、「短時間で効率よく」などということはないであろう。迷わず「練習は量だ」と強調するに違いないし、これだけやって勝てないのであれば倍やれ、というかもしれない。p53

なるほど

スポーツの本質というのは、勝負を争うことによって楽しむものだと理解している。p58

この楽しみはみな真剣だからこそ、というのはわかる

人材で左右されるため、戦略もかわってくる。 (ボールを扱うポジションは経験の影響が大きく、京大ではなかなか人材がいないため、ランニングプレーがオフェンスの中心になる)

これができるマネジメント尊敬

コーチング・スタッフの確立の重要さ。卒業したての大学院生や、留年して後輩の指導にあたる現状ではなかなか質の高いコーチングは期待できない。コーチとしての能力は、人を教えるという経験こそ大切でこれには4~5年のキャリアが必要になってくる。p58 一部改変

そうだね・・・

ある程度の実力が備わってくれば、精神力であるとか根性といったものはついてくるものである。 理性で開始し観念の世界において完結することこそ、スポーツというものの本質であると考えている。

最初から精神面に行くのは筋悪、と。

いろいろ思い出して涙出てきた。 ちなみに、自分が在学中に聞いた京大アメフト部についての噂はいくつかある。ほんとうなんだろうか・・・。

  • リクルーティングのために、アメフトに強い高校に学生を派遣して家庭教師させ、京大に合格させて入部させている。
  • 新人勧誘時に、新入生が勉強したいんで、と断ると「大丈夫!4年アメフトやって4年勉強すればいいから!」と応えられた。

とか。

自分の見える距離にいた人は、留年しまくってはいても人間的魅力もあって胸板も厚くて尊敬しているしすばらしい企業に就職しているなあ。

活性酸素の話

1ページ目が異常に厳しい気持ちになるブルーバックス

抗酸化作用があって健康にいいとか、活性酸素は健康に悪いとか言われているけれどどういう理屈なんだよ、というのが知りたくて読んでみた。 理解できるようなできないような話。ある程度の活性酸素は人体には必要だけれど多すぎると細胞や遺伝子を傷つけて癌だったり老化の原因になるよということであった。 それはわかって、活性酸素を生む煙草が影響大きいのはわかったけれど、ふつうの食物の中にある抗酸化作用のあるものが健康に良い影響を与えることはないのでは、とも思えたのですがどうなんでしょうか。

健康食品ビジネスについてはちょっと思うところがあるのでどこかで考え整理したい。

弱き者の生き方

弱き者の生き方

弱き者の生き方

五木寛之と考古学者の大塚初重の対談。大戦時に地獄を生きぬいてきたんだな、と思えた。 文字で書くと陳腐だけれど、ほんとうに濃い。自分があたたかい(そして甘やかされた)環境で育ってきたことがわかる。それが幸せなのかどうか。

ひとつ印象に残っているのは、現代人はつらい経験が少ないから弱いのでは、という考えに、でもだからこそ優しさを持てるという返しをしていること。五木先生は大戦時の苦労から、純粋なやさしさをもてないとのことであったのも味わい深く感じる。

記録を見返すと、この本を買ったのは2012年の1月、社会人1年目のときだった。そのときはなぜこの本を読もうと思ったんだったかな・・・。

田舎のパン屋が見つけた腐る経済

田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」

田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」

著者が経営しているタルマーリーというパン屋も、発酵と経済にアナロジーを見出す考え方もおもしろくて、発酵を追求する姿勢も尊敬する。 けれど資本主義に悪意を持ちすぎていて マルクスを都合よいように誤読して引用しているような気がする。

利潤を追い求める姿勢とそれをもたらし資本主義がブラック企業をうんで品質を悪化させる、という側面はなくはないが、その利潤を追い求めなければそれらの問題が解決できるかというとそういうわけではない。ある命題が真だとしても、裏が真であるわけではないとは、高校生もみんな習っている。

タルマーリーさんが値段が高いパンを売ってうまくいっているのも、その独自さや品質がブランド価値を発生させているから(これはこれで難しいしほんと尊敬する)で、利潤を出さないこと自体からではない。つまり、本書で提示している考えは普遍的なものではなく資本主義のてのひらの上でのいちマーケティング戦略でしかないんじゃないだろうか。

脱線するけれど、贈与経済や信頼経済、社会的企業などポスト資本主義がくる、というアイデアが流行ったりもするけれど、いまのところ資本と市場という大きな現象のなかでの補足的なものでしかない、と思ったりしています。 「主義」というと、提唱者と賛同者がいるように思えてしまうけれど、資本主義については発見者がいるだけで自給圏や共産圏の厳しい生活をしている人以外はみなその上にたっているというスタンス。 とはいえ、その内面で単純な価格という経済合理性以外の、中長期的でこれまで評価しづらかった文化やコミュニティのような多面的な側面を価格に転嫁させる動きはあって、その手段や考え方はより普及していくと思うし重要だとは思っています。 ここらへんについてはもうちょっと議論したいし考えを深めたい。

農業問題

農業問題: TPP後、農政はこう変わる (ちくま新書)

農業問題: TPP後、農政はこう変わる (ちくま新書)

頓挫しそうなTPPや農政の問題を整理している。GHQの農地開放の影響でかいですね(小学生並みの感想)。 新自由主義的な立ち位置で、生産性あげればだいじょうぶだよ、という論調でドライに感じることもあるとは思うけれど巷にあふれる扇動的で煽情的なTPP亡国論と対抗しようとするとこうなるのかな。賛成派も反対派もあまり冷静で建設的な議論ができているようには思えない。TPPについての私見はおいおいどこかで。 小泉進次郎さんが切り込もうとしている農政、利権(それで食っている人)も多いし問題だらけであるのだけれど、どうなっていくんでしょう。 数値に現れにくい農業の多面的機能を維持しつつ、効率化を進める方法はあるのかなー。

植物工場ビジネス

植物工場ビジネス 低コスト型なら個人でもできる

植物工場ビジネス 低コスト型なら個人でもできる

死屍累々の植物工場のことというよりは、太陽光利用型の低コストなものだと個人や家族経営でも負荷高くなく食っていけるよ、という話。 新規就農で食っていくためのテンプレートのひとつになるのかもしれない。要素技術の名前など知れて、サクッと読めて導入書としてはおもしろい。 植物工場、いまはトマトとかベビーリーフや葉物がメインだけれどノウハウも貯まってどんどん品目も増えて効率もあがっていくのではないかと思える。 植物工場先進国であるオランダの、大学などの研究機関と、民間のメーカー、農業者が密に連携で来ている様子はすごい。日本ではうまくいっているような事例あまり聞かないけれどなにが違うのだろう?ロケーションや規模の問題?文化?移民という安価な労働力の有無もひとつかな。

大企業が参入している閉鎖環境型のものについてはほとんど触れられていないけれど、日本でやっていくのはマーケット的に安価な露地と競争できないので海外に活路を見出してほしいと思うけれど、それを日本の企業がするには地の利もないし決定的なノウハウもないんじゃないかという気がするこのごろです。

MBAオペレーション戦略

MBAオペレーション戦略 (MBAシリーズ)

MBAオペレーション戦略 (MBAシリーズ)

「ビジネスは戦略とオペレーションの対話である」という言葉に惹かれて読んでみたけれど、あたりまえのことしか書いていなくてちょっと残念。 現場のオペレーションをテーマにしたものでは、苦心の改善のケーススタディか、トヨタ生産方式くらい抽象度高めたものかが読みたいのだけれどなにかよいものはないでしょうか。 オライリーのWebオペレーションみたいに、流通や小売や飲食やメーカーなどそれぞれの業界で人々がどうオペレーションを改革してきたか語る本、あったりしないだろうか。

ザ・チョイス

ザ・チョイス―複雑さに惑わされるな!

ザ・チョイス―複雑さに惑わされるな!

ザ・ゴールのゴールドラット博士の小説風ビジネス寓話。 いろんな言葉や考え方がでてきたけれど、一番印象に残ってて同意したのは「ものごとは、そもそもシンプルである」ということ。 既存のビジネスモデルが巨大化して組織と結合して硬直してしまったときに、どう整理をつけられるのだろう。複雑な関係性と慣習を整理できる気力と能力をもった人間は少ないし、いたとしても受け入れられる環境は少ない。 その高コストさをにスキマを見つけられる新規参入者がイノベーションを起こすという市場の変化に期待できる業界はあっても、インフラや行政などの非営利組織はそうはいかないし、自組織やこれまで所属していた組織だったらどうできるか考え込んで答えは出ない。

邪宗門

邪宗門 上 (河出文庫)

邪宗門 上 (河出文庫)

昭和初期から戦後すぐまでの激動の日本を、モデル(どう考えても大本だ)はありつつも架空の新宗教団体を、教義や歴史も創作して中心に描き、日本の精神史を著したともいえる大作。 これは、めちゃめちゃおもしろい。小説の評価はむずかしいけれど、名状しがたい読後感がある。宗教、政治、革命、虐げられたもの、人間の業を描いた世なおし思想の極限についての思考実験。

以下メモ ・3種類あるという真実の事実的真実、想像的真実、利益的真実を区別したい。 ・アストゥリアス革命やクロンシュタットの反乱など調べる。

老い方、六輔の。

老い方、六輔の。

老い方、六輔の。

亡くなる前に貸してもらって読み始めていたのだけれど放置していたら著者が亡くなったというニュースをみて読み直した。 言葉への感覚、旅への感覚が自分のものとは違ってすこしよかったけれど、食にまったく気を遣わなかったのが共感できず・・・。 うーん。しかし、これを貸してくれた年下の女の子はどう思って読んでどういう思いで貸してくれたのだろうか。

スナックちどり

じつは初ばなな(教科書を除く)。離婚や死別といった苦悩をどう受け止めていくか。自分を好きになれない人間についてというのはすこしどきっとした。あと百合です。 ばなな、よいなあ。

神去、なあなあ日常

神去なあなあ日常 (徳間文庫)

神去なあなあ日常 (徳間文庫)

ウッジョブの原作。林業のことを調べる機会があり、導入に軽い小説を読んでみるかと思った次第。林業のことや主人公の成長よりも、これからの消えゆく限界集落の悲哀を想像すると厳しい気持ちになる。。あと木とは男根のメタファーです。

親鸞

親鸞(上) (講談社文庫)

親鸞(上) (講談社文庫)

五木寛之の本。帯の感想が結構厳しい感じだったけれどきわめて人間の魅力にあふれる青春小説だった。

なんだよ「泣けた!深い感動!続きを切望!」て・・・。

それはさておき、もともと謎の多い人生でフィクション部分も多いのだけれど末法の世と聖と俗のあいだの悩みを描いている。 この親鸞の欲、おもに情欲に苦しみ克服しようとさらに悩むさまはわりと刺さる。自分だ。あとせっかく京都に住んでいるのでゆかりの地、六角堂やら吉水やらいってみたい。

この「人間」親鸞の系譜で、石川の一向一揆が発生して現代では大谷系の本願寺やら俗にまみれまくった(褒め言葉)浄土真宗になっているところがおもしろい。 ここらへんは、「京都と闇社会~古都を支配する隠微な黒幕たち」にも出ていたなあ。

ファイトクラブ

狂気の話で社会変革っぽいテンションであったがその実・・・。わりと読むの疲れる本であったがなかなかエンジョイ&エキサイティン。 筆致も視点も違いすぎるけれど虐殺器官を連想する。狂気の組織と運動がどうつくられるかは興味深い。しかし、これ映画になっているけれどどうやって撮ったんだろう。見たくなってきた。あと石鹸つくりたくなった(意味深)

横浜駅SF

横浜駅SF (カドカワBOOKS)

横浜駅SF (カドカワBOOKS)

カクヨムで読みました。なかなかおもしろかった。 出版もされてすごい。 https://kakuyomu.jp/works/4852201425154905871

さくさく読めておもしろかったけれど、これが好きならと推薦されたアドバードは挫折してしまった。

昨夜のカレー、明日のパン

木皿泉の小説。人間をいとしく感じてしまった。結婚したい、というよりも生活(の一部を)共有して関係性を育めるパートナーを見つけたい(言語化すると気持ち悪いな・・・)。

映画

フライド・グリーン・トマト

フライド・グリーン・トマト HDマスター [DVD]

フライド・グリーン・トマト HDマスター [DVD]

物語を簡単にいうと、1930年代のアメリカ南部で傷心の女性2人のはなしと、その話を老人ホームで聞く現代(80年代末?)の女性のはなし。 けっこうショッキングな場面も多いのだけれどそれ以上に笑えるところも多くて、わりと感情揺さぶられて楽しい。いい映画だった。 タイトルは2人がやっているカフェの看板メニューなんだけれど、レシピ不明でなぞ。

原作は、英語版が評判よさそうで読んでみたい(読むとは言っていない)

シン・ゴジラ

評判になっているので見に行ったわけです。おもしろかった。 ただ、2回くらいあった矢口さんの感情的で中身のない演説の空虚さが鼻についた(実際の政治でも同じだろうか?)けれど、レビュー記事ではあまりそういう話になっていないけれどどうでしょうか。僕らの享受している平和は、どれほどのものなのだろう。

日本のいちばん長い日

日本のいちばん長い日 [DVD]

日本のいちばん長い日 [DVD]

2015年の役所広司版。 見終わった後に感想をひねり出そうとするも嘆息がでるばかり。 本土決戦を避けたい以上に、現代からみると、ソ連は不可侵条約を破って攻めてくるしマッカーサーの統治も期待以上だったこともあって、和平派にシンパシーを覚える。けれど、クーデターをする側からすれば無条件降伏すればどうなってしまうかわからないという恐怖があったのだろうとも思える。皇軍不滅を熱心に教えられて狂信者になっていた側面もあるのだろう。

その他

本当にあった呪いのビデオ 67,68,69

ほんとにあった!呪いのビデオ 69 [DVD]

ほんとにあった!呪いのビデオ 69 [DVD]

まず、圧倒的にシリーズものであった「禁忌」がよかった。震えた。最初の導入からは想像できない結末であった。男、森澤である。

その他は、光るものはあったけれど印象に残るものは少ない。 気付いちゃった系や存在感ある系が少なかったのもあるかな。防空壕や火葬場廃墟は臨場感あってよかった。公園の花の話は不気味であった。

 関連記事

dai.hateblo.jp

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まとめ

2016年の目的であった生き抜くはいまのところだいたい達成できている。

Excel 特定の倍数の行に色を付ける方法と条件付き書式でIndirectとAndで不具合がある話

Excel

前置き

Excelでちょっとした問題にぶつかって解決したのだけれど、日本語で整理されたWebページが見つからなかったので記録を残します。

Qiitaに書くかどうか迷ったのだけれど、Qiitaは「プログラミング知識を共有しよう。」と銘打っているのでブログに書くことにする。

ExcelPhotoshopなどの複雑な機能をもったツールは、公式のドキュメントでは初心者にやさしくなく知りたいことをすぐ知ることができない。ちょっと使い方を調べるとYahoo!知恵袋や2000年代前半のほんわかしたインターネット記事がでてきて日本語や信頼性に疑問を持ちつつ参考にせざるを得ないこともあって、情報の鮮度について考えさせられます。

英語だと、ツールやOSなどをおもな対象としたsuperuser.comという、stack overflowと同じStackExchangeのサービスがあるのだけれど、Excelのようにローカライズされたアプリだとこの文言は英語でどう表現されるか調べるところからはじまってしまい検索性が悪い。

superuser.com

1.問題 Excelで3の倍数の行に色をつけるには?

「条件付き書式」→「新しいルール」→「数式を使用して、書式設定するセルを決定」

こんなふうに書いて、対象範囲を選択します。

=MOD(ROW(),3)=0

「=」が2か所あって気持ち悪いのですが、条件付き書式ではよくあること。 ちなみにMODは合同式です。1つ目の引数を、2つ目の引数で割ったあまりを表現しています。 行番号を3で割って余りが0、つまり3の倍数の行を対象にします。

2.条件付き書式で二重線にするには(応用編)

さて、これで3の倍数の行の色をかえることができました。 同じように、表を見やすくするために5行ごとに罫線を二重にしたい思いがあることはよくありますが、 これはすこし難しい。

なぜなら条件付き書式で選択できる書式には、直線や点線はあっても二重線はないから。

f:id:daaaaaai:20160421141438j:plain

ではどうするか。 無理矢理VBAで書くもありですが、逆に考えて、はじめから二重線にしておいて、それを一重線にかえる、という発想はありです。 特に、行があとあと挿入されたり別シートから抽出される場合には便利かもしれません。

3.もうちょっと複雑な条件式(そして本題)

条件式で複雑な条件をいれたいときああります。5の倍数で、かつ、ある列の値が特定の場合のみ、色を変える。 安直に考えると、MOD式で判定したものと、INDIRECT式とROW式をつかってその行の特定列の値を取得して判定したもののANDをとります。 が、これだとなぜか動きません。

いろいろ調べると、stack overflowやYahoo!知恵袋で困っている人がいたのですが、条件付き書式にて、AND式とINDIRECT式を同時に使うと不具合があるようです(WIndows8 32bit、Excel2013で発現)。

次の画像をみてください。 それぞれ、一行目の式で条件付き書式を指定し、その列の色を変えようとしています。ANDだけのC列やINDIRECTだけのD列はうまく動いていますが、両方をつかったE列はうまく動いていません(ちゃんと式を設定しているかどうか、ここからはわかりませんが、ちゃんと設定しているつもりです)

f:id:daaaaaai:20160421143136j:plain

同じようにORをつかっても動きません。 ではどうすればいいか。AND式ではなくそれぞれの条件式を*で乗じて論理積をとってやれば動きました。

これはバグのようですが、なんとも情報がわからないのでこのまま。

以上、なんというか、そんなに便利ノウハウでも深い知見というわけでもないのですが、ちょっとはまってそれを解決したけれどその問題と解決策が記述されている便利ドキュメントや記事がなかったので書いてみた次第です。

昨日の夢でみた啓示

Excelを殺すためにはそのExcelについて誰よりも深く知る必要がある

Railsチュートリアルを終えた話

システム開発 日記

いまさら感がなくはないけれどrailsチュートリアルをようやく終わらせることができた(Rails4.2対応 第3版)

http://railstutorial.jp/

Railsの基本的な機能、モデル、ビュー、コントローラ、テンプレート、パーシャル、フィルタ、検証、コールバック、has_many/belongs_to/has_many through関連付け、セキュリティ、テスティング、デプロイについて使い方を学べたと思う。 これからrailsで開発していくなかでちょっと困ったときにチュートリアルに戻って参照することもありそう。

つくっていただいたMichael Hartl氏と翻訳に尽力した安川 要平氏(@yasulab)に感謝します。

せっかくなので自分の現時点でのRails観とチュートリアルの紹介、そしてちょっとしたコメントを残しておこうと思う。

そもそもRuby on Railsとは(自分の認識)

https://github.com/rails/rails

Ruby製のフルスタックWebアプリケーションフレームワーク

ほかのフレームワークと比較すると以下のような特徴があると思っている(商用でがっつり開発した経験はない主観 だらだらまとめです)

  • 多機能であること
    • sinatraなどと比較し) デフォルトでも多機能
    • Java製のフレームワークと比べると)RubyのライブラリであるGemの種類とその情報も多い。ただし依存性の管理などに課題もある?
  • 設定よりも規約( CoC:Convention over Configuration)という考え方に基づいており、制約は多くなるがコード量が少なくて済む
    • ただし、理解が浅い開発者(自分も含まれるだろう)がレールから外れると理解しにくいコード量が増えるなど保守性が悪化するという指摘もある
  • 開発が活発でまっすぐ(に素人目には見える)
    • これは、いい点としては先進的な機能が使えるやバグ改修が早いということがあるが、悪い点としてはバージョンアップ時に後方互換性がなくメンテナンスコストが高くつくことも意味する
    • Java EEは思想は素敵に見えるんだけれど、利害関係企業の多さからか規格と実装の方向性がよく見えない。GlassFishのごたごたもあったりJava EE 7準拠でAPサーバなにがいいんですかね(いま調べるとWildFlyがいいのでしょうか?)
  • 一般人が安価に手に入れられる情報が多い
    • オンライン/書籍、日本語英語どちらもドキュメントや参考記事が多い。ただ、古いバージョンのものも多いので注意が必要
    • たとえばQiitaの記事数はLaravelの625、Djangoの397、springの256、Playの122に比して、railsは6358と圧倒的(2016/4/13)
      • (いずれも複数バージョンのタグがあるので乱暴です。。)
    • たぶん、特にJavaあたりでは大企業内にかなりの情報やノウハウがあるんだろうけれど、なかなか出てこないので、たんに情報ではなく一般人が安価に手に入れられる情報、という意味
  • 動的な型付けである(これはRubyの特徴)
    • とりあえず動かすためにはたいへん便利。ただ、大規模(コード量だけでなく開発者数も含めて)でミッションクリティカルなシステム開発には向かない。素直にJavaなど使いましょう。

Railsチュートリアルとは

ハーバードを出てカリフォルニア工科大で物理学の博士号を取得したMichael Hartl氏がつくって安川 要平氏をはじめとするみなさまが日本語に翻訳している便利Rails学習コンテンツ*1

Railsそのものだけでなく、Webアプリ開発の流れを学べます。 まず、ブラウザで使えるIDEであるCloud9で開発してBitbucketでバージョン管理し、Mintestでテストを書く(テストファーストにやるところもあるけれど厳格ではない)、Herokuにデプロイして確認できる。

各コラムや補足は理解を助けるのに便利。公式なドキュメントにはのらない実践的な知恵や文脈の共有もあって学びがあった。

とはいえ、プログラミング未経験者には、新しい概念が多すぎて難しいとは思う。 とはいえ、どの要素が実際に動くものにどう影響するか感じながら学習をすすめるのにこれより向く教材はあまり思いつかない(helloworldや、やさしいRubyなどから、Webアプリのことを理解するのは大きな断絶がある)。 ただし、困ったときにすぐ聞けるひとがいないとつらいかも。なにか困ったことなどあれば自分でよければ相談に乗りますのでお声掛けください。

また、Cloud9が速度も使い勝手もかなりよいことがわかった。ブラウザでみるWebアプリである以上、ショートカットに不満はあるしネットワークに依存するけれど。 https://c9.io/

Railsチュートリアルを効率よく利用するために

自分は2/9から4/13までかかったので2か月ほど。どれくらいの時間をかけたかは計測すべきではあったのだけれど細切れの時間でやっていてうまくできなかった。 10章のセッションまわりは認証のいろんなテクニックがあって難しく2周したけれどほかは素直でわかりやすい。

ほか、これからやる人に向けてのコメント

  • デュアルディスプレイチュートリアルとエディタを両方見ながらやるとよい。出先でノートPCだとけっこうしんどかった
  • 写経の教育効果については議論もあるけれど、typo時にどんなエラーがあるか、どうデバッグするかわかるのは開発時にすこし役立つかも
  • 頻繁にテストをはしらせて、失敗時にどんなメッセージが出るか確認するとよいかも

感想

すぐれた教育コンテンツは、正確な情報を載せるだけでなく、受講生を飽きさせずにつづけさせ、スキルないし知識を身につけるかそのきっかけを与えるものだと思っている。 このRailsチュートリアルは間違いなくすぐれた教育コンテンツ。初学者がプログラミングを学習するときに一番の障壁になる環境への配慮や、はじめは同じことを使うたびに説明してくれる辛抱強さとやさしい演習での理解の促進をたすけている。 そして、これをつくるには、対象についての理解だけでなく読者への想像力と柔軟な編集力が必要だと思う。ほんとうに尊敬する。

プログラミングやフレームワークの学習のためには、ケーススタディ方式が主流で、Railsチュートリアルもそのフォーマットにのってはいるけれど完成度が高い。 Webに公開することでコメントやフィードバックを得ているのもあるかもしれない。(自分も4か所ほど誤字について指摘をし、すぐ反映していただけた)

ほかの分野でこれだけのコンテンツ、つくれるのだろうか。PCひとつでだれでも動かせてすぐ結果が見られるプログラミングならではの側面もあるけれど、マニュアルや研修のカリキュラムつくるときは参考にしたい。

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Rails自体については、RubyRailsのお作法、シンボルやパスのルールなどはもうちょい慣れが必要かも。 開発しながら考えたり調べたり、教えてもらったりする中で理解を深めていけるのだろうか。

それと並行して、これがきれいなRailsアプリだ!みたいなものをもうちょっと読んだり書籍を読んだりしていきたいところ。

京都でRails使っていたり勉強している人いれば勉強会したい思いもあります(誰かいないかな、やりませんか)。

今後知りたいこと

  • みんなRails、どういう環境で開発しているんだろう。MacVimAtom?それともRubyMine??WindowsのひとはVagrantAtomとかかな。AtomだとどんなPackage使っているんだろう。cloud9の不足も・・・
  • 本番環境、みんなどうしているんだろ。PaaS?自前?ネットで調べると、OSがUbuntuな記事多いんだけれどなんでだろ?CentOSは非主流?
  • Rails暗黙知部分、どう学ぶべきか・・・

あと、あらためて感じたのですがDDDでいうところのユビキタス言語とプログラミング上の命名が直結している英語圏の人たち、けっこう優位だと思う。基軸言語の強み。 DDDについてもうひとつ書いておくとモデリングActiveRecordパターンをどうすりよせていくかはいろいろ議論されているようだ。DDDを実践できているわけではない知ったか話ではあるのだけれど考えておきたいところ。

この本にもちらっと書いてあった。

パーフェクト Ruby on Rails

パーフェクト Ruby on Rails

チュートリアル終わらせた人向けメモ)最後の演習について

12.5節、最後の最後の演習。どう書くのが正解だろうとすこし迷った

1ページ目のFeedが表示されているかどうかを確認するテスト。 無難な回答はこんなふうに、micropostのcontentがbodyに含まれているかどうかを確認するものだけれど、これだと順序の正しさはテストできない。

  test "feed on home page" do
    get root_path
    @user.feed.paginate(page: 1).each  do |micropost|
      assert_match CGI.escapeHTML(micropost.content) , response.body
    end
  end

これを確認するには、どのmicropostが何番目かを確認するテストにする必要があるのでこう書いてみた*2

  test "feed on home page" do
    get root_path
    @user.feed.paginate(page: 1).each_with_index  do |micropost, i|
      assert_select "ol li:nth-of-type(#{i + 1})", /#{Regexp.escape(micropost.content)}/
    end
  end

*1:2016.4.14 追記。多くの方々が貢献しているコンテンツです

*2:とはいえ、ちゃんとやるならfixtureで時間を指定してつくって、それがその順序になっていることを確認する必要があるのだろうけれど・・・

2016年2月に読んだ本

日記

もう3月も10日になってしまったけれど2月分を更新し損ねていたので書きます。 いろいろ読んだ気がするけれど、業務ドメインっぽいのが多かったので略。

2月はいろんな人に会えてよかったけれどプライベートではいろいろ後手にまわった月。 先回りしていくぞ、と思いました。

シンプル・ライフ 世界のエグゼクティブに学ぶストレスフリーな働き方

シンプル・ライフ 世界のエグゼクティブに学ぶストレスフリーな働き方

シンプル・ライフ 世界のエグゼクティブに学ぶストレスフリーな働き方

課題図書として読みました。「人とのつながりを深めて、もっと楽しく生きるにはどうしたらいいか」というすごい大事だけれど日常で見失いがちなことがテーマな自己啓発書

気になった言葉抜き書き。

「速さを追い求めるばかりが人生ではありません」 マハトマ・ガンジー

そうだね。でも速さを求めてしまう。

「創造性や、洞察力や、想像力や、人間性の核になるのは、ひとつのこと―アイデアでも、思索でも、相手でも、そのほかどんなことでも―に集中する能力だ」 グーグルベンチャーズ、パートナー ジョー・クラウス

マルチタスク殺してこう。

「これまでの人生で学んだ最大の(そしてもっともきびしい)教訓は、外の世界は内面の世界の反映であるということです」 トニー・シェイ(ザッポス社CEO)

自分が感じた現実は自分の脳が感じた現実でしかないってことですね

車のヘッドライトは数十メートル先までしか明るく照らせないので、「たいした明るさではない。あまり役に立たない」と言うこともできる。しかし、それだけの距離が見えれば、わたしたちは夜、アメリカ中をはしることができる。 (kindle763/2097)

どっかで使いたい

「するか、しないかのどちらかだ。しようとするはない」 ヨーダ

映画

友人たちとちょくちょく映画をみるようになった。 目的は、名作怪作を見ることで教養と文化の経験値を稼ぎつつ豊かな時間をすごし、あわよくば自主制作映画のインスピレーションを得ること。

ブレアウィッチプロジェクト

ホラー系モキュメンタリー。 Wikipediaによると「超低予算(6万ドル)・少人数で製作されながらも、全米興行収入1億4000万ドル、全世界興行収入2億4050万ドルという大ヒットを飛ばして話題となった。」ということで興味をもってみてみた。けっこう怖いけれど意味不明。 ホラー系はみんなで見ないといけなかった。

花とアリス殺人事件

よすぎる・・・。 めっちゃ笑いながら見れて幸せな気持ちになれるけれど、監督の女子高生観にとてつもなく恐ろしいものを感じる。

マンガ

だいたいdecobisu先生のおうちで読みました。

ヒストリエ 9巻

ヒストリエ(9) (アフタヌーンKC)

ヒストリエ(9) (アフタヌーンKC)

エウメネスがますます精悍になっている。蒼天航路っぽさでててきた。

ゴールデンカムイ 1-5巻

日露戦争後の北海道が舞台の西部劇感ある冒険漫画。 アイヌの知恵と文化に興味。

波よ聞いてくれ

衝撃的な一話が印象的だった作品。 その後はスローテンポかと思いきや高まってきていてすごい。 無限の住人も全巻読まねば。

1話は無料で読めるのでみんな読みましょう。 http://www.moae.jp/comic/namiyokiitekure/1

ボードゲーム

ボードゲーマーな友人とボドゲカフェにいきました。

枯山水

ニューゲームズオーダー 枯山水 新装版

ニューゲームズオーダー 枯山水 新装版

対戦型ではあるのだけれど、自分の作品に向き合うことができる優れて内省的なゲーム。とっても禅(雑)。

アグリコラ

アグリコラ (日本語版)

アグリコラ (日本語版)

農村開拓を舞台にした、情報やパターンがめちゃめちゃ多い大作。おもしろいのだけれど時間めっちゃかかる。食糧足りなすぎ。農業の生産性悪すぎ。 だれか京都でやるひといませんか?

つくった料理

タイカレー

簡単・美味しい。かつお出汁いれてもよい。